意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

ロマンシングサガ2の動画を見ていてやはり七英雄は格好いいなと思った ロトの紋章という漫画で冥王ゴルゴナという蜘蛛をモチーフにした魔王がいてあるとき対戦するときに背中がパカッとひらくとそこには顔が7つあって実はその人たちは古代人で永遠の命を得るための研究者でそれで悪魔に魂を売った的な設定でだから本当はかなりの高齢で戦いの最中に魔法が解けてかなり悲惨な最期を迎えてしまう 七人のなかには戦隊もののピンクみたいに女がひとりいていっきに自分が老化することに悲鳴をあげていたが科学のエリートが自分の外見にとらわれるのはどうも変だ 小保方さんじゃあるまいしとか思ってしまう しかしにゅるっと抜け出た男の体が脂肪だらけのだらしない体をしていて要するに永遠の命に対する皮肉みたいなメッセージなのだがそれらが醜く死んでいく様はなんだか読んでいて気持ちが良かった ロマンシングサガ七英雄も古代人で似ているがおぞましいが醜くは死なない 実はロトの紋章の七人は七福神がモチーフだと表紙のカバーをはずしたところに書いてあってそういう拠り所があると物語の強度が増すのだと感心した ロトの紋章はその点物語そのものもドラクエ3と1の間が舞台でとしっかりしていて絵の感じも安定していたが古代文明とか出てきたら気分が削がれた ラストもあまりおぼえていない

内ポケット

電気屋が怒り出し購買は内ポケットに手を入れ硬直したてっきり銃でも出すのかと思ったら携帯だった 頭のはげ上がってザ・おっさんという外見だが妙にジーンズが似合ってアメリカ人のようだった そのアメリカ人がブルゾンの内ポケットに手をつっこむのだから携帯だとは思わなかった しかもそれはAndroidでなぜAndroidだとわかったのかというと9つならんだどっとに指を這わせてそのジェチャーでロックを解除するのを後ろから見たからだ 星座のようなアレである カシオペア座のような形のジェスチャーでセキュリティー0である ロック解除の様子を見て私はこの人は仕事ができないんだろうとかんじた 電話も営業にヘルプを頼もうとしたのである


なんだかんだで電話をかけることはなかった 電気屋の怒りがおさまったからである ブレーカーのケースを開きどこかとどこかをブリッジでつないでどうこうと言っていた 素人目には良い解決策のように見えなかった 購買もわかっている風の口を聞いたが絶対わかってないんだろうと思った どこかの配線をひっぱるからなんとかが使えないと言ったが果たして問題はないのだろうか 電気屋は同業者に腕組みをしながら「こことここ繋いじゃって何アンペア確保するから」等段取りを伝えていた 髪が長くてナチュラルパーマの電気屋だった 腕が太くて荒々しくてこんな男に抱かれたいと思う女はどんなだろうと思った

私以外私じゃないの

ゲスの極みのタイトルのタイトルを目にしたときに「そういえばそうだった」と目から鱗だったがその後「あたり前だけどね」と続くから割と普通の感覚に寄っているなとかんじた つまり私の感覚だとふだんは私以外私なのである なぜかというとしょっちゅう「人の立場になって」とか「自分がされて嫌なことをするな」とか言われて育てられたからである 他人のことばかり考えているから私と他人は同じと思ってしまうのである 同じじゃなくても深層心理のどこかで繋がっているとか思ってしまうのである ところが繋がっていると思っている他人から突然裏切られてしまうのである

ゲスの極みいいね

最近またゲスの極みを聞くようになった ベッキーの一件以来なんとなく聞かなくなってしまったがよく考えるとなんでだろう 家族が嫌がるからだろうか 妻は芸能人のイヤらしい一面を見ると激しく嫌悪する傾向がある イヤらしいとは性的のほうである ドッキリ番組で隠しカメラを設置して若い女の子を送り込むとドッキリ対象の芸人がチンコを勃起させて口説き出す それを見ると妻は気持ち悪いとか言い出す 実際に勃起しているかは知らないが それが例えば人気絶頂で繰り出すギャグに妻が大笑いしていても例外なく嫌悪を示すのである

いつもの道が通行止めになってしまって残念だ

終日通行止めとあったが朝には車が通っているのが見えたから終日というのは日が出ている時間を指すのかと思ったら夜には通れなくなっていた 終日とありながら通れる時間があったらそれに怒る人がいるだろうなと思った 通れると言いながら通れない時間があるのは問題だが逆だったら損をする人はいないから平気だと思ったがそれでも怒り出す人がいる ちょっと違うが前に大勢の人を呼ぶ仕事があってその案内に「場合によっては印鑑が要る」というのを面倒くさがって持ち物の案内の中に印鑑と書いたら当日印鑑は必要ないと伝えたら怒り出す人があって理由を訊いたら忘れたから途中で買ってきたと言うので驚いた

人壁瞬新

とりあえず書くことが思い浮かばないので横を見て平積みになった本の頭の文字を並べてみた タイトルである 私はベッドに半分だけ入っている この体勢でいると電気を消すとき腰が痛くて立つのに難儀する そういえば帰るときわき腹が痛かった 叔父は膵臓ガンで死んだ ある日腹が痛くなり胃潰瘍だと言い張る医者に粘って検査してもらってガンが発覚した それだけ普通の痛みではなかったのだろう 本人にその話を聞いたときは医者は楽をして簡単な診断をくだそうとするから自分の身を守るために医者にも立ち向かわなければならないとプレッシャーをかんじたが死んでしまった今となってはどちらにせよ同じに思える ガンが発覚したときはそれなりに症状が進んでいたのだろう 痛みを自覚したときは手遅れという話を聞いたことがある その叔父に教えてもらった道を毎日行き来している

新学期

子供の新学期が始まるので朝が忙しくなる 結局冬休みは洗濯物を処理するので手一杯でしかし最近は仕事も手一杯だから洗濯物くらい雑魚処理である とにかく少しでもイライラしないように

・マジックの替えのインクを買った(インクが薄いとイライラする)
・マウスを買い換えた(真ん中のぐりぐりの反応が悪くて頻繁に逆スクロールしてイライラする)
・ちりとりを買った(ゴミを集めるだけ集めて途方に暮れたので)
・ボールペンを買った(この前うっかり洗濯したら紙に挟む部分が折れた)
・メモ帳を買った(元々パソコンで管理していたが最近画面を見るだけで吐き気がする)

あと内緒話電話をする空間がないので地味にストレスだ 以前休憩室で話をしていたら壁が思いのほか薄くて丸聞こえだった 外の人はそんなにと言ったが人名が判別された時点でアウトなのである