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意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

小島信夫

3Dメガネ

朝か昨晩に保坂和志「遠い触覚」を読んでいて、あと少しで読み終わるという残り少なさだが、最後に近づくほど読むのが遅くなっている。山下澄人は最初のころに感じた「おおおー」という感じがなくなっている。「壁ぬけの谷」という小説を読んでいるが、これ…

装置としての小説

小島信夫「寓話」を読んでいる。また同時進行でプルーストの「失われた時を求めて」を読み始めた。死ぬまでに一度くらい読んでおこうと思ったのである。読み始めるとすぐに、 「もももももー」 と私の記憶がどんどんあふれ出てきた。読んでいるのが文字なの…

タイムカード

ひさしぶりに小島信夫の「寓話」を読んでいて、途中からRPGのことを私は考え出した。なぜかというと、私はこの「寓話」はすでに一度読んでおり、そのときは図書館から借りて読んでいて、なにせぶ厚い本だし私は読むのが遅いから2ヶ月はぶっ続けで借りていた…

暗い部屋

目医者へ行ってきたら、妻の予言通り混んでいて、うるさい老爺とうるさくない老爺が話していてうるさかった。私が年をとったときには、どちらのタイプになるだろうか、と考えた。どちらの可能性もある気がする。混んでいる原因は眼科と思って行ったとあるシ…

小説だ

「ふくらんでいる」というブログのほうでズイショさんが、「村上春樹「アンダーグラウンド」読んでます」という旨のことを書いていて、私もかつて読んだことがあったから、「俺も俺も!」と反応したかったが手段がなかった。私とズイショさんは友達というわ…

書くことなくなったらどうするか/脱力

最近「書くことなくなったらどうするか」という記事をよく目にする。書きながら書けなくなったことについて考えるのはいかにも現代人らしいというか、しかし私は現代人しか知らないから、私は適当なことを言っている。清少納言も枕草子を書きながら 「冬以降…

小島信夫「寓話」

「寓話」を読んだのはもう確か2年前の話であり、そのときは図書館で借りて読んだが今年の夏に保坂和志が個人出版で出ているものを買った。郵便局で払い込もうとすると、 「ATMで払ったほうが手数料が安いですよ」 と窓口の女の人に言われたからそうした。若…

保坂和志「遠い触覚」

読んでいったら山下澄人の舞台について触れられている箇所があり、私は山下澄人のファンなのだが小説は読んでいるが舞台は未観であった。だから私はファンを名乗ることにある種の後ろめたさを感じ、なぜそうなのかと言えば、誰に言われたわけでもないが、フ…

「寓話」を購入した

少し前にA氏がTwitterで 「小島信夫の戦争短編集がでる」 とつぶやいていたので、「燕京大学警備隊は入っていますか?」と尋ねると、「入っている」というので、「でも講談社文芸文庫って高いですよね」と相手を牽制しつつ、私はこっそり買うことにした。厳…

かな入力よりも、手書きがいい

最近、いくつかのブログで文字入力はローマ字よりもかな入力が良い、という主張を見かけて、その根拠まではちゃんと読んでないので、私の主張はそういう流れを汲んでないので、それを念頭に置いて、考慮して読んでいただきたい。とは言うものの、最初の方は…

小島信夫「菅野満子の手紙」(3)

ようやく先ほど読み終わった。最近はあまり読書する時間が確保できず、クライマックスに迫るにつれて、読み進むページの厚さは減った。「クライマックス」という言いぐさは、いかにもこの小説には相応しくない。私はいつかこの文章を読み返したときのために…

小島信夫「菅野満子の手紙」(2)

主人公と編集長がテレビのサスペンスドラマの話をしていた部分が面白かったので書き抜く。(書き抜いた部分以外も面白い)「」の中で「謙二」と出てくるが、それは小島信夫ことと思って支障はない。 「あなたのいおうとする第二のこととは、何ですか。第一の…

小島信夫「菅野満子の手紙」

この前私は「うるわしき日々」という小説を読んで、ちょうど読んでいる途中で付箋を購入し、面白い箇所にぺたぺたと貼りながら読んだ。とても細い付箋で、太さがちょうど一行分なので、面白かった箇所をピンポイントで指し示すことができる。あとは縦のどの…

小島信夫 保坂和志「小説修行」

先日小島信夫「うるわしき日々」について書いたらコメントをいただき、私は返事を書いた。おもしろい指摘をしてくださったので、良かったら、読んでみてください。 そうしたら再び返事をいただき、その中で 「あなたは往復書簡のような形式で書いたらおもし…

ペットとの別れはつらい

私はペットの類を飼ったことがないから、別れも何もないのだが、ところで今日は仕事始めで午前中に仕事をしたらお昼になったのだが、今日は人数の関係で後輩のH・Kくんと別室でお昼を食べることになり、そういうときはいつもそうなのだが、H・Kくんはいつ…

小島信夫「うるわしき日々」2

このような状態にあって、老作家は先のことを思い煩わず、頬かぶりして、今日一日だけは歎かず悲しまず、そうして人を恨まず、心の平穏を保って生きることにしましょう、と自分にいいきかせるのである。 といっても、妻はそのような老作家の態度を無責任であ…

小島信夫「うるわしき日々」

先日頼んだと言った付箋が届いたので、さっそく貼ってみることにした。今読んでいるのは小島信夫「うるわしき日々」(講談社文芸文庫)である。せっかくブログもやっていることだし、その部分を引用しようと思ったが、肝心の本を持ってくるのを忘れた。家で書…

小島信夫「寓話」

書こうとしていることが3つほどあり、そのうち2つが幽遊白書と小島信夫である。書きたいことが複数あるというのは、私の中ではあまり良くない、というか選ばなかった2つはこのまま書かない可能性が高い。いや、そうでなくて、迷ったら全部書かない方がいい。…

突然の、小島信夫

いまだなつきさんのブログを読んでいたら、私はいまださんの読書ブログを少し前に知って、いつもとても楽しみに読んでいるのだが、それは、いまださんが保坂和志の「小説の誕生」を読んでいるからであり、私の周りには保坂和志はおろか、本を読む人というの…

夢十夜、ふたたび

少し前に、いつも読んでいるブログの方が、夏目漱石「夢十夜」に触れていて、それは第六夜の運慶が出てくる夢についてなのだが、それを読んでから、私は本棚から取り出して、読んでみた。そうしたら、それまで私はいい加減に書いていて、「彫師のひとが」と…

自己矛盾

先日私の書いた記事について言及された記事があり、私はその中で「嘘を許さない」という立場になっていて、私はそういうつもりで書いたわけではなかったが、でもその人がそう書くのならそうだろうな、と思った。私の方も嘘と一口言っても色々あるから、別に…