意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

ぬかるみ

電話に起こされ窓の所へ行って外を見ると、雪が積もっていた。予報で降るとは聞いていたが、ここまで積もるとは思っていなかった。おそらく5センチは積もっている。僕の住んでいる地域では稀だ。子どもの時はもっと積もったこともあったが、年々降る量も回数…

枝見

昨夜も近所の公園に桜を見に行った。近所と言っても車で行くのだが。土手ぞいに桜が生えていて、いちぶがライトアップされている。近くにはヒカリゴケも生えているていうが、私にはどれがヒカリゴケなのかわからない。見つかるのは 「ヒカリゴケ自生場所」 …

とある企業の名と同じ名前のともだち

ともだち、と言っても小学校くらいまでの近所に住んでいた男なのだが、大変珍しい苗字で、生きてきた中で同じ苗字の人に会ったことはない、彼の兄弟、家族は除く。彼は3人兄弟の長男で順番に弟と妹がいる。弟は私の妹と同い年であるが、妹は私の弟と同級で…

チャンネルあらそい

何日か前のあじさいさんの「ふくらんでいる」の記事で「つまみを回してチャンネルを替える古いテレビ」と黒電話の話をしていて、またその記事を書くきっかけとなった「ワイドナショー」で松本人志の「昔のテレビはチャンネルがとれた」という話も私は見てい…

夢を買う

宝くじの販売に際しての「夢を買う」という宣伝文句、あるいは消費者側の合い言葉的な使い方が気にくわない。宝くじは確率で言うとかなり低くてギャンブルとして考えるとかなりのぼったくりである、というのはよく聞く話で買う人は愚かである、みたいな話を…

写真についての覚書3

このタイトルは今休み休み読んでいるロラン・バルト「明るい部屋」のサブタイトルからとったものであり、私は写真については全く興味がないのだが、読みながらそういえば写真は私の父の趣味であったことを思い出し、いや、どちらかと言えばどうして「写真」…

写真についての覚書(2)

少し前から私の小学2年生の子が、 「カメラマンになりたい」 と言い出すようになった。子とは女で、その上に7歳上の姉がいるが、姉のほうはとくにカメラマンになりたいわけではなかった。私は彼女がカメラを構える姿を見たことがないくらい、彼女はカメラに…

写真についての覚書

私の父はそういえば写真が趣味であり、実家の一室は現像室になっている。今は物置になっている。私はその部屋に生涯でたぶん100回くらいしか入ったことがないので、そういえば二十何年暮らした家で唯一なじみのない部屋であった。それどころかその部屋には窓…

ブログ健康法

私は昨年の5月からブログを続けているが、ふとその間風邪やひどい体調不良になっていないことに気づいた。私は子供の頃は小児喘息を患っており、就学前はしょっちゅう入院をして妹に迷惑をかけた。私が入院したら母が付き添わなければならず、そうすると妹の…

タイル(2)

以前も「タイル」というタイトルで記事を書いた気がするので、タイトルがかぶることはシステムからしたらどってことないだろうが、私はアレなので、先回りしてお尻に「(2)」とつけた。だからこの記事は何かの続きで書き始めたわけではないが、タイトルを見…

ウラジーナホ文学

朝から電車に乗っている。友人の結婚式へ行くためだ。石段が高い。一段とばしで上がったら、上半身がぼわっとしてくる。晴れている。特急に乗るためにホームへ降りたら、人が多い。人の標本のようだ。学生が少ない。少子高齢化でだいぶ減った。日曜だからだ…