読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

バロワが死んだ

バロワとは私が今読んでいる「モンテ・クリスト伯」の登場人物で老僕である。仕えているのはノワルティエという皇帝派の男で今は年をとって中風になって身動きも言葉もしゃべれない。皇帝とはナポレオンである。ノワルティエの息子は検事で王党派であった。…

海辺のカフカ

「騎士団長殺し」が手元にないから「海辺のカフカ」を再読した - Letter from Kyoto川添さんが村上春樹「海辺のカフカ」について書いているから私もおぼえていることなどをだーっと書きたい気になった。私は川添と同様「海辺のカフカ」以降に発売された小説…

現実

久しぶりに2日続けての休みがありさらに映画だの小説だのをやっていたから頭の中がすっかり「ララランド」になってしまった。サントラを買い車の中でそれを流し現実に帰るのが億劫だった。タイヤが道路をこする音でピアノやヴァイブがかき消されほとんど聞…

保坂和志「地鳴き、小鳥みたいな」

昨日に買った。少し前までしばらくは小説はいいやと思っていたからどちらかといえば同時に発売された「試行錯誤に漂う」を買いたいと思っていたが近くの本屋に売ってなかった。近くの本屋というととても小さなものを思い浮かべるかもしれないがそれなりに大…

ララランド 感想

ミュージカル好きの私を維持するため映画「ララランド」を観てきた。映画館まで行った。9時25分の回である。遠目のショッピングモールまで行きとちゅうで間に合わなそうになったので諦めようかと思った。時間に追われるなんてほんとうに馬鹿らしい。ナビの時…

古い写真

古いと言っても7、8年前だが今の会社に入った頃に撮られた写真が出てきて今よりもかなり髪がもっさりしていて驚いた。髪だけでなく眉毛も太い。垢抜けてないの逆が出てこないからその場しのぎで代用するがまさに垢まみれである。どうしてこんなにもっさりし…

悪口

自部署のパソコンの数が少ないのでたまに隣室の営業所に行って仕事をする。こっちは暖房がよくきいていて居心地が良い。私の事務所はエアコンがついていても寒いことが多いので私はよく「寒い」と言う。いつも風量は「弱」になっているから誰もいないときに…

会話

小説の会話のリアリティについて私は思うことを書くがまず初めに思いついたのは小島信夫の「寓話」であの中で小島と森敦の会話が出てくる。森敦も実在の人物で小島と「寓話」の内容「あそこが傑作だったね」みたいな話をする。本の中でタイトルと同名の本が…

短歌の自由201702号

題詠 5首 1. 洗二そう式洗濯機を写真とるとおさまりきらないツマミ割れても 2. 鬼鬼という字が名字に入る人は怖そうだけどヒト科の一種 3. 入花が生けーー昨日のトイレ入ったら仮設だったがーーてあって和んだ 4. チョコ父の部屋の扉がチョコのようだった前…

白髪

ここ一年で白髪が増えた。以前も一本二本側頭部に確認することがあったが手でわしゃわしゃすると見えなくなった。先に白髪が増えたのはひとつ年上の妻の方で一時期しょっちゅう私に「白髪が目立たないか?」と確認してきて鬱陶しかった。全体の一分にも満た…

がんばったって結果が出なければ意味がない

NHKの朝ドラ(録画)を鑑賞していたら主人公「すみれ」が娘で従業員の「さくら」にタイトルのようなダメ出しをしていた。さくらは親子でペアルックのエプロンをすみれたちに提案したかったが実物を作るのが間に合わなかった。他の人たちは程度の差こそあれ自…

書きながら考える

“自分の頭“のおこがましさ - 意味をあたえる昨日の記事について最初「自分の頭で考えることのナンセンスさ」という主張があったが、例によって私は主張というものには重きを置かない書き方を良しとしているので、いつものように話は昔の職場でのおかしな出来…

“自分の頭“のおこがましさ

「自分の頭で考える」のは大切だけど、各々の判断を「これは自分の頭で考えた!」ってみんな本当に自信を持っていえるのかな。自分の頭で考えたとまわりの環境から思わされているだけ、という可能性は考慮しないのかな。私は「自分の頭」と「他人の頭」の境…

組木パズル

組木パズルみたいなのが好きで、前にガチャガチャであったから買ったりした。がちゃがちゃだから比較的小さくて難易度も低かった。しかしからくりを見つけたときはときめいてしまう。ガチャガチャといえば以前くにお君の大運動会のガチャガチャがあって「こ…

お疲れさまですが鬱陶しいお年ごろ

自分の父親が頑固なほうなので、それが生来のものなのか加齢のものなのかわからないが私はそういえば勝手に加齢のためと思ってそうはならないよう気をつけた。気をつけてどうにかなる問題からわからないがひとつの生き方として他人の顔色を見て生きるのいう…

トラックの運転手が気さくに話しかけてくる

いつも荷物を運んでくる外注のトラック業者の人が年始くらいから代わり、新しい人は年寄りで前は比較的若めの人だったから年寄りというのは大抵どんくさいから嫌だった。若けりゃ何でもいいというわけでもなく、証拠にもうひとりのドライバーは私よりも若い…

コミュ障

コミュ障という言葉が何年か前から言われるようになって、私もコミュ障だと思う。しかし本当のコミュ障とはそれによって日常生活になんらかのトラブル、障害が起きることを指すので、嫌々であってもなんとか乗り越えられる程度であればそれはファッションコ…

揺れる

山下澄人が芥川賞をとったおかげで、比較的小さな本屋でもその著書を見かけることができるようになった。大きな本屋では以前から見かけた。私はまだ「しんせかい」は読んでいない。その少し前に「壁ぬけの谷」を読み終わった。本屋をあてどなくぶらぶらして…

ドラマ「A LIFE」感想

録画したものを見る前に上記の記事を読み、だいたいの内容も把握していたが、それでもラストの浅野忠信の敬語には笑ってしまった。この道化ぶりがたまらない。浅野忠信はおそらく元から頭のおかしい人だったが、今は妻の病気のせいでこうなったという理屈で…

埋められた子供

再び「モンテ・クリスト伯」を読み出し、埋められた子供のくだりが出てきて、これはレヴィ・ストロースに出てくる構造というやつだろつかとかんじた。埋められる子供についてずっと前にどこかで読んだことがある。可能性としては3つ、村上龍「コインロッカ…

犯人はすぐそばにいる

男性トイレは大と小でわかれているが、小をねらうのが下手くそな人がいる。私はトイレ掃除もやるからいつも 「ああ、今日も外しているな」 と思いながら床を拭くが、たしかにうっかり飛び散ることもあるから特に思うこともなかったが、少し飛び散りすぎやし…

アフター・バレンタイン

この前「100分で名著」という番組でレヴィ・ストロースが取り上げられていて、その中でクリスマスとはそもそも贈与の季節が由来であり、冬至のころには死者がやってくると言われていてそれらを宥め、もてなしたことがルーツであると言っていた。ちょうとバレ…

私は落ちこぼれだった

漢字が書ける人がすごいと思った。子供が漢字テストを持って帰ってきて、それは採点済みのものであり、いつも95点とかだからすごいと私は思った。私はいつも漢字テストは20点とかだったから、私の子供は9歳にして私を追い越してしまったのかもしれない。私が…

明日のタイトル

いつも記事を投稿したあとにTwitterにも手動で更新通知を載せるが、そこに書く見出しみたいな文句に毎回苦戦している。そもそもわざわざTwitterに投稿するのはなぜなのか。投稿すれば閲覧数が上がると思っているのか。それはそれとして、私はとにかく毎日書…

根性のある文章

セフレ欲しい!30人作ってわかったセフレの作り方完全ガイド昔村上ポンタ秀一が自分のアルバムを作っている最中に誰かがデモで入れたドラムをいたく気に入り、自身がドラマーであるにもかかわらずこのドラムをそのまま曲に採用しようと思って「誰が叩いたの…

コンビニでゲームソフトが買えるようになったとき

2000年になる少し前からコンビニでゲームが買えるようになり、それまで公共料金以外でコンビニの買い物が1万円近くになることはなく、ましてや当時私はまだ高校生だったから、公共料金といってもイマイチぴんとこなかった。そんなときにゲーム好きの水川とい…

人工透析と死刑制度は似ている

「じゃあ自分がなったらどうするの?」というふぶんで似ている。私は賛成でも反対でもその辺りは加味して主張すべきだと思う。私は死刑制度は基本廃止すべきだと考えているが、 「じゃああなたの子供がむごい殺され方をしたらどうするの」 と言われると、や…

まくら

さっきテレビを見ていたら「枕を替えたら眠りが深くなった」みたいなことをやっていて、そういえば私は少し前に枕を買い換えた、新しい枕は無印良品のものにしたが、使い心地としては今ひとつで、しかし値段もそれほどしなかったから相応であった。特に眠れ…

内出血

一昨日にドアに小指を挟んで内出血した。引き戸である。想定していたよりもドアの滑りが良く、勢いづいたドアの端に、小指だけ逃げ遅れたのである。子供が一緒にいて、子供は常に大人よりも先に行きたがるからこんな惨事が起きたのであり、もし大人が先なら…

夢に色はあるか

ネットで人々がカラーの夢を見るようになったのは、カラーテレビが登場してからだ、というのを読んで、私の夢に色がないことがわかった。というかわからない。私の夢は基本すじ道だけだ。こういうことが起こった、という記憶しか残らない。夢の中で私は私の…

森尾由美

昔森尾由美の万年カレンダーというのがあって、別に森尾由美が万年カレンダーを制作したわけではないが、固い紙に円がついていて、それをぐるぐる回すとカレンダーの曜日が動いて何年何月のカレンダーができる仕組みになっていた。よくよく思い出してみると…

金返せ

朝に少しドライブをして、知っている道を走ったが、久しぶりのところもあって、更地だったところに家が建ったり、逆もあったり、そうしてへこんだり出っ張ったりした空間に違和感をおぼえた。昔、私が通っていた中学の近くに古めの建物があって、表に全車輪…

年上

所用で子供の学校へ行き、担任の先生が年上か年下かでふだん子供と妻が議論しているが私は年上と判断した。女である。妻は彼女の顎にばかり注目していた。学校へ行くには駐車場に車を停め、そこから少し歩かなければならない。その道は舗装がされておらず、…

片目

片目になる夢を見た。正確には片目になっている夢を見た。なんて独創的な夢だろうと思ったが、そうではなく、たんに昨夜見た映画の主人公が片目だったというだけの話でしかもラストには片目は両目に戻った。なぜそんなことが可能なのかというと、彼は神だっ…

被害妄想

集約をとっているアンケートの集まりが悪いので電話で 「ギリギリまで出すな、て口裏合わせてんじゃないですよね?」 と言ったら、 「昼ドラの見すぎですよ」 と笑われた。ちゃんと仕事してますよ、と反論しようと思ったが、そういえば前の職場は休憩室にテ…

エレベーターに閉じ込められる夢

故障とかそんなのではなく、行きたい階に近づくと一緒に乗っている誰かが急に方向転換をして、私を遠ざけてしまう。昇っていたものが急に降り出したりして私は 「そんな馬鹿な」 と思う。そもそも私が何階に向かっているのか不明だが。そもそも私はエレベー…

短歌の自由201701号

題詠 5首1. 編米米は作詞作曲米米で、編曲のみが金子や単数 2. かがみ(鏡、鑑も可)鑑真がインドで生まれガンジーです。汝を許す。社会で習った。 3. もち米米が好きだと言って、わたくしはもちもちクラブを作った中学 4. 立怪我隠し、立花くんたらユース狙…

死の相対化のチャンス

三田文学の保坂和志特集で、岡英里奈という小説家が、保坂和志と話したときに 「我々も何百年後の人からしたら、江戸時代みたいに「明治維新時代の人」みたく言われるんだろう」 みたいなことを言われた、ということを書いていて、そう考えると死ぬこともそ…

伊集院光がいいこと言う

すこし間が開いたがようやく「100分で名著」のレヴィ・ストロースの第一回を見ることができた。以前も一度見たが、そのときはとちゅうで寝てしまったから見てないのと同じだった。録画したものを見た。録画の一覧にはまだ誰も見ていないものには「New!」の表…

営業もバージョンアップする

ここのところまた不動産の営業の電話が増えた。いちいちぜんぶ出るわけじゃないからそうじゃない可能性もあるが、知らない番号に出て、 「不動産のオーナーになりませんか?」 と言われないことはまずない。昨年後半はかかってこなくなったが、年末近くから…

A LIFEが面白い

たまたま第一話と第二話(?)を見てしまったが、面白いと思った。二話の後にハテナがあるのは、いつも妻が録画したものを妻が視聴するときにたまたま同席した私が見るというスタイルで二話についても途中からなんとなく見たから果たして本当に二話かどうか…

妻が熱があるという

妻が熱が38.1度あるとラインしてきた。それはインフルエンザじゃないかと私は思う。奇しくも同僚の子がインフルエンザにかかったと昼休みに言っていて、同僚と書いたがこの人は前まで上司だったが今はそうでなくなった。実はもっと前からとっくに上司などで…

このブログについて

最近Googleの本を読んでいて、Googleはエンジニアばかり大事にされ、それ以外の営業などは軽く見られている気がして不満だ、みたいな内容を読み、ちょうど私の会社と逆で私の会社は営業ばかりが幅をきかせてワイワイやって、 「仕事なんてうんざりですよー」…

村上春樹日和

読んでいるブログで立て続けに村上春樹がふれられていて、何かあるのかしら、と思う。そういえば新しい小説が出るというニュースを見た。読んでもいいと思った。読んでいるブログでは「村上春樹の新しいやつがどうこう」という話でもなかったが。私自身は小…

寒い2018

寒いからもう寒いことしか書けないと思ったが、ふと思いつきで年号を入れてみたら、昔詩を書いていたときのことを思い出した。私は詩を書くことが好きな少年であった。毎年孤独というタイトルで書いていて、タイトルの後に年号を入れて前後の区別をした。私…

千と千尋の神隠しを見た

千と千尋の神隠しがテレビでやっていたのをビデオにとって見た。私は以前も千と千尋についてブログの記事を書いたと記憶していて検索するとあっさり出てきた。千と千尋の神隠しは子供向け - 意味をあたえる二年以上前の記事であった。読み返すと、なかなかよ…

山下澄人「壁抜けの谷」

タイトルの本を昨日読み終わった。とちゅうはとにかく様々な人が大した説明もなく次々に現れたり現れなかったりしたから前後が不覚になり、「どうして私はこの小説を読み続けるのだろう」と考えたりした。それは過去の積み重ねなのだった。しかし過去という…

奥歯

昨日から子供が歯が痛いと言い出し、それは一昨日とかもっと前からだったが、痛いときと痛くないときがあると、人は痛くないときこそ本来だと思ってしまう。私は他人事だから痛かろうがそうでなかろうが関係ないと思うが、家族だから厳密には他人ではなかっ…

発想力という発想

本屋で発想力を鍛えるみたいな本を見ておどろいた。中身ではなく背表紙? 裏表紙? とにかく棚の中で縦長の状態でおどろいた。今までの人生で発想に困ったことはなかった。学校のときはよくアイディア係をやった。学校行事のために体を動かすのが面倒だった…

大人ジュニア

子供が未就学の頃、たまに公園に連れて行くとジャングルジムにのぼりたがるときがあった。近くの公園のは菱形をしており、ジャングルジムにはさまざまなバリエーションがあった。遠くの公園のは途中にロープがあってそこを抜けるとすべり台になっていた。ジ…