意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

集中力

昨日の文章は、特に最後の方で集中を欠いた。少しわけのわからないことを書いてしまった。でも、私は読んでいてわけのわからない文章の方が好きだ。辻褄が合わないことが心地よい。しかし、書いている方は案外わけわかっているのか、それとも本当にわからなくて書いているのか、そこのところに興味がある。とても。
何故集中を欠いたのかと言えば、空腹だったからである。何故空腹なのかというと、昨日の夜は妹の家で新築祝いをすることになり、当然お酒も飲んでたくさん食べるだろうから、昼間はあまりカロリーをとらないよう注意していたのである。ちなみに妹とは義妹である。
しかし集中を欠いたと言って、その文章が酷いものとは限らない。私は昔ドラムをやっていて、ドラムマガジンを愛読していたが、そこには村上ポンタという人のコラムがあり、実は私はそのコラムを読むのが1番楽しみであった。その村上さんいわく、ミュージシャンとはアスリートじゃないのだから、体調を万全にしたからと言って必ずしもいい演奏ができるとは限らず、バラードなんかを演奏する時はむしろ体調悪い方がいい、というのである。この考え方がどの程度一般的なのかは知らないが、私は芸術全般に通ずるのではないかと思っている。だから空腹で書いた文章だって、案外読めるのかもしれない。昨日の文章については、私は読み返さないのでどうなのか知らない。