今朝私は6時半には起きて子供を班の集合場所へ送ったのだが、今日は雨が降っていたので、もう少し弱い雨なら傘はいらないのかもしれないが、そういう時は案外ズボンの太もものところが濡れてしまうので、今日の雨ぐらいで良かった。子供は学校に置き傘があるので、無理して傘をさしていく必要はなかったが、さしていた。紫に近い、ピンク色の傘だった。置き傘は黄色である。
ところで置き傘という制度は、私が小学のときにはすでにあったが、なかったときも遡ればあるだろう。そういう時は、子供が傘を2本も所持するなんて、贅沢というか、親の間では甘やかしとか思われていたに違いない。一部の合理的でしたたかな家庭のみ、そういうことをやっていて、それいがいの多数は、陰口を言っていたに違いない。私たちは、進歩的なもの、革新的なものには白い目を向ける習性があるようだ。
私は、途中で娘が靴を直したいとしゃがんだので、その間に娘の傘を持ってあげた。とっさのことだったので、思わず骨の部分をつかんでしまい、骨はしなり、そのうち折れるか曲がるかするだろうかと思い眺めていたが、曲がらなかった。しかしこれを娘が見ていて真似をしたら、曲がってしまうだろうと思った。
私は、買い物のことを書こうとして書き始めて、しかしいつのまにか傘のことばかり話し、もう傘以外のことは語りたくなくなってしまった。傘の話はもうないので、この記事は終わり。