意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

12時30分

今はだいたい12時30分であり、私は一体どれだけの時間でひとつの記事を書いているの知りたくなったので、書いてみる。私としては15分か、20分で書きたいという気持ちがあるので(他にやりたいこともある)そういう心づもりで書いてしまうかもしれない。

よく、春先になると、新入社員が守るべき○個のこというブログとか、インターネット・ページを閲覧するが、ところでこの手の記事はなぜ、すぐに数字を出すのか? 7個とか10個とか、もしかして、あらかじめ数字を決めてその数だけ文章を作るのか? それとも適当に書いてから番号をふるのか? どちらにせよ面倒だ。また、私としては、これは性格なのだが、番号をふるなら、それぞれの番号のボリュームは揃えて欲しい。例えば1番が15行の内容でで3番が5行、とかだと気持ち悪い。そういう場合は、「新人が守るべき4.3個のこと」とすべきではないか。あとはカッコを使うとか。
さらに啓発本でよくあるのは、「20代ですべき……なこと」みたいなシリーズで、私は30代なのだが、最近では頭が「30代」とつく書籍もあるのだが、やはり他の年代の方に後ろめたくて、とても読もうという気にはならない。

さて、私は久しぶりに新人がすべきこと系の記事を読んだ。気に食わないことは2つあったが、ひとつは今、書き出したらどうでもよくなったので消した。もうひとつはメモを積極的にとれ、とあって、これは前にも書いたが私はメモ反対派なので、ブログでメモを啓発するのはもうやめてほしい。メモをとる暇があれば、覚えてしまうほうが、ずっと効率がいい、というのが私からの、新人に送るアドバイスだ。しかし私は世間の物差しで言えば負け組なので、気楽にこんなことが言えるのである。

ところで以前、ビジネス書を立ち読みしたときに、セールスマンが、お客様の家に上がったとき、私は鞄を床に置く際、ハンカチを敷いてから置きますよ、というのがあって、私は気持ち悪いな、と思った。しかし当人が目の前で本当にそうしたら、案外「できるやつだな」と思ってしまうかもしれない。気持ち悪いと感じるときは、他人との差別化、みたいなテクニックが見えてしまった時だろう。

15分。