意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

高い建物

iPhoneが壊れたので、もう何度も書いているが、地下3階に車を停め、エレベーターで8階まで上がり、そこに修理カウンターがあるので出した。エレベーターなのだが、それは半分がガラス製で透明であり、私は昔にもそういうエレベーターには乗ったことがあるが、なんか怖かった。階に止まるとき、それはもちろんエレベーターが停止するときだが、階のコンクリートは少し出っ張っていてそこに引っかかっているようなイメージ。しかしコンクリートは予想外に脆い気がして、私はなんか気が気じゃなかった。ネモちゃんは平気なようだった。

つまり私は随分久しぶりに高い建物に行ったということだ。最近はこのブログでもお馴染みだがショッピングモールばかり行っていて、都会の人はしんじられないだろうが、そこはあっても3階建てなのだ。もちろん都会だって3階建てはあるだろうが。だから、私はそのあとエスカレーターで1階まで降りてハンバーガーを食べたが、じれったくって仕方がなかった。エレベーターに行ったら階が多くてやってこないので、やはりイライラした。しかし私は子供の頃西武デパートというところで祖父に玩具を買ってもらったことがあり、新しい玩具はとても大きくて入るビニール袋はないので店員は包装紙を貼って紐でくくり、把手をつけて渡してきた。私はそれを下げて、なんでだか知らないがじゃあ階段で降りようかーということになって、私は新しい玩具を下げて、デパートの幅の広い階段を先頭で降りたのだ。それは私の人生の中で、1番心地よい下り階段だった。

ところでこのエピソードは書き始めたときは、エスカレーター、と書こうとして書き始めたら階段になってしまった。