意味をあたえる

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お札新旧対決

「新旧対決」と聞いて何が思い浮かぶでしょうか?

私は何か思い浮かびそうな感じがして、週刊誌や、ネットなどで「新旧対決」という言葉を頻繁に見かける感じがするが、それは遠い昔のことなのかもしれない。週刊誌、という言葉を書いてみるととてもレトロな感じがしたから。私が週刊誌という言葉から思い出すことは裏の床屋だが、それは当ブログで2回くらい触れたから、もう言わない。

そこで今回はお札を取り上げでみようと、私は思った。私は今日も朝から仕事に来ていて、喉が痛かったから、デイリー山崎でレッドブルを買おうと思い、駐車場に車を入れたら、バイトは若い男の子で、
「216えんです」
と言われているのに、私は200円出して満足してしまった。あと16円、と言われて私は「脳内認識エラー」とか頭の中で考えて、パソコンにでもなったような気になった。そして人間とパソコンの違いについて考え、人間のマルチタスクはその場しのぎだから、エラーに寛容的なのかもしれないな、などと思った。あるいはこれは、今書きながら思ったのかもしれない。

最近私はタイトル通りのことを書こうと思うことが多いのでお札に戻るが、まずは1000円札。

これは夏目漱石しかないだろう。私のブログでは2回ほど登場したし、それは元はと言えば夏目漱石を紹介するブログを読んだからだ。対して野口英世についてのブログはまだだ。野口英世は確かに黄熱病の糸口をつかんだのは偉いのかもしれないが、人間性は低かったと聞く。留学費用を遊びに使ってしまった、というのは野口のエピソードではなかっただろうか? だとしたらお母さんがかわいそうだ。でも夏目漱石も小説を読む限りは、あまりいい性格ではなさそう。でも夏目漱石の方がよく読むから、夏目漱石の勝ち。

続いて5000円札樋口一葉だが、私はたけくらべを読んだことはない。もしかしたら教科書にでも載っていて読んだのかもしれないが、記憶にないので、読んでないと断定して良いだろう。たけくらべは淡い恋の話と聞く。恋の話と言えば、私は漫画「星の瞳のシルエット」を推す。私はとくに香澄が内緒で久住くんに恋をしていて、それは真理子も久住くんが好きで、真理子が空気読めない系で先に仲良し3人組に
「久住くんが好きになっちゃった」
と打ち明け、香澄が応援する羽目となる。しかし、なんだかんだ久住くんと香澄はいい感じになって、しかも同じ高校に行けるようになり、久住くんは頭がいいから、真理子は受験できなかったのである。一方香澄はそんな頭が良くなかったが、なんだかんだ勉強したら久住くんと同じ高校に行くことが出来、そうしたら卒業式の日に真理子に、
「もしかして、香澄も久住くんのこと好きなんじゃない?」
と疑われ、香澄は
「もう嫌だ」
とブチ切れて、一度自分の恋をリセットしてしまうのだ。私が好きなのは、そんなシーンだ。

対する新渡戸稲造は、旧札のくせに名前に「新」とあって紛らわしいので、反則負け。