意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

眼鏡

私は今日は眼鏡の日であることを、ラジオを聞いて知った。正確にはラジオで眼鏡特集というのをやっていて、私は眼鏡は全くかけないほど、視力はいいのでいい加減に聞いていたら、もちろんサングラスなどをかけるときはあるが、私がこの前サングラスを買ったら、妻に
「車の中以外ではかけないでほしい」
と言われた。もしかしたら、視力のいい人というのは、割といい加減に眼鏡を選んでしまうものなのかもしれない。

ラジオの眼鏡特集を聞きながら、もしかしたら今日は眼鏡の日かもしれないと思った私は、そんなことを思いつくのは世界で私だけかもしれないと思い、さっそくこのことをブログに書いてやろうと思った。今日は10月1日であるから、語呂合わせでもメガネっぽくはならないし、数字を並べてみても「101」で、これでは強引に見たてても、一つ目小僧の眼鏡にしか見えない。そうしたら不意に1は01でも表せるから、「1001」となって、一気に眼鏡っぽくなることに気づき、今日が眼鏡記念日である可能性がぐっと高まったので、私はがっかりした。

眼鏡と言えば、私の母親は私が子供の頃には眼鏡をかけていたが、最近ふと見たら眼鏡をかけていないことに気づいた。いつからなのか、全くわからない。
「そういえば、いつから眼鏡やめたの?」
と質問をしたことがあり、そのときは「いつくらい」と回答を得たが、それがいつなのかについて、私はもう忘れてしまった。思ったよりも結構前だった気がする。私がいかに家族の顔を見ないで過ごしているかが浮き彫りになったエピソードである。あるいは、これは昔聞いたことがあるけれど、眼鏡というものは、髭よりも存在感が薄い、と誰かが言っていた気がする。つまり、髭をたくわえていた人が、ある日それを剃り落としてしまうも、大体の人が気付くが、眼鏡の場合は、割合気づかないものなのである。あるいは逆かもしれない。私はその話を叔父に聞き、それは正月のときか何かで、叔父一家は冬休みにサイパンへ旅行へ行っていた。そこで日焼けをしたから、叔父は髭を剃れないんだ、と私に話した。叔父は眼鏡をかけていたが、日焼けをしたからといって、コンタクトに変えたわけではなかった。そのときお土産で、小さな水槽のようなガラス製の温度計をもらったが、私たちは3人兄弟だったが、3人とも同じものをもらい、今思うと、それは異様な気がする。

C03 地球の歩き方 サイパン 2014~2015

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