意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

数/先頭

昨日もそうだったし、つい今しがたもそうだが、ふと自分のブログを見てみたら、ブログ日数は130なんにち、記事数は180なんにち、であった。私はこういう、細かい数字がまったく覚えられない。だから大雑把になってしまう。PCなら、ウィンドウを分けたり、あるいは初めからコピーしちゃえばいいのだから、楽だ。でも、コピペだと数字を最初からおぼえないで済む分、こちらから能動的に数字の並びに集中してないと、まったく頭に入らない。頭に入らないと、
「日本の総人口:15人」
とか書いても、まったく気にならない。見ながら書く場合も一緒だ。ここのところ、私はiPhoneで文を書くことをしきりに勧めているが、実際はちっとも勧めていないが、こういうところもiPhoneで文を書くメリットであろう。

ところで、日数が130で記事が180だとすると、大体1日1.5記事書いていることになる。2日で3ということだ。私はここ最近では、だいたい1日2記事書いていて、たぶんここ1ヶ月はそんな感じで、しかしそれ以前は1記事か、0記事であった。ところで、仮にこのまま1日2記事を続けたら、いつ、記事数が日数の2倍になるのか? 答え:いつまでもならない。こうやって文章で書いていたら、アホみたいに当たり前のことだと気づいたが、(つまり0記事だった過去は消せない)しかし、私はブログの画面を見ていたら、いつかは2倍になって、さらには4倍、8倍になるような気がしてきてしまうので、不思議だ。

この不思議な感覚について、なにか似ているやつあるなーと考えていたら、やがて親子の年齢差が似ていると気づいた。こちらは逆パターンで、自分が親になったとき、子供の年齢は自分の20分の1とか30分の1とか、本当に微生物のような存在だが、大人になって、あるいはそれから何年もしたら、やがて2分の1になる。子供からしたら2倍ということだ。自分では1人前と思っても、まだ親の半分にも満たないのだ。(10代で生まれたら別)

しかしそこからはどんどん親に近づいて行って、このまま行ったら親の年齢を追い越すんじゃないかと思うが、でもやっぱり追いつくことはできないのであるから不思議だ。

話は変わるが、今朝、車を運転していたら、どこかの中学生の集団が全員自転車にまたがってユニフォームを着て、一部の寒がりの人はジャージ姿だったが、ずらーっと道の端を走っていて、大変邪魔だった。虫がうじゃうじゃ湧いているかのようだった。私はその集団を慎重に追い越し、しかしちょっと行くと道路が工事していて、大きく迂回していて片道になっていたから、やがて追いつかれてまた抜いた。そうしたら先頭の子は眼鏡をかけたひょろっとした男の子で、この子は先頭で心細くないのかな、と思った。私も中学生のときテニス部で、やはり大会があるから会場まで自転車で行き、しかしそのころから、もう熱心じゃなかったので、どこに行くのかも私はよく知らず、もしかしたら事前に手紙とか説明とかあったのかもしれないが、とにかくサボってばかりだったから知らなかったのだ。だから、どこへ行くのかわからず、通ったことのない坂道などものぼった。とても心細く、先頭で走っている人の気持ちなんて考えたこともなかった。