意味をあたえる

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桂馬しりとり

さっき風呂に入っていたら、桂馬しりとりというのを思いついたので紹介したい。桂馬とは、将棋の桂馬のことである。

五十音図の表を、将棋盤に見立ててもらい、最後の言葉から、桂馬の動きの位置にある言葉で始まる単語を次の人が言う、というルールである。将棋に詳しくない人のために補足すると、桂馬の動きとは、1マスと、その斜め左右前にしか進めないというトリッキーな動きをする。例として、私はさっきうどん屋で食べたトッピングのサツマ揚げを挙げるが、このサツマ揚げはゴボウの量が少し多い気がした。しかし本来のサツマ揚げとは、こういう感じなのかもしれない。ネモちゃんにひと口あげようとしたら、
「いらない」
と言われた。ネモちゃんはかき揚げを食べていて、妻はお稲荷さんだった。少し炭水化物の取り過ぎである。

「サツマ揚げ」は「げ」で終わるがオマケをして「け」でもいいことにして、そうするとただのしりとりなら、「けん玉」「消しゴム」と続けるが、桂馬しりとりでは、「い」か「し」で始まる語を探さなければならない。

このルールの面白さは、私も今例を挙げるときもそうだったが、次の頭の言葉を出すのに五十音を逆流し、しかも行をまたがなければならないから、結構脳のメモリを費やすのである。だから、制限時間等を設けると盛り上がるかもしれない。ちょうど明日はクリスマスなので、パーティーの余興などでどうぞ。

※お一人でもある程度遊べます。

※や行、わ行の取り扱いについては、ローカルルールで乗り切ってください。

そういえば言い忘れたが、桂馬というのは後戻りできない駒なので、あ段、い段で終わった場合は、次がないので、この場合は将棋のルールと同じように成桂となって、金将と同じ動きで対応してください。ちょっとどのくらいできるか、以下試しにしりとりで会話してみる。

「おはよう」
「かゆい朝だね」
「ひりひりしてきちゃったよ」
「ムヒ貸そっか?」
「気が利くね、サンキュ」
羅針盤!!!」