意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

昨日の風景

会社の窓から駐車場を見ると私の車が停まっており、私の車は端っこに停まっていたから車の側面が見えた。私は会社に来るのがいちばん遅かったから端っこに停めた。以前はもっと早く到着するときもあったが、
「早出も残業だから。会社単位で残業時間は決まっているから、他の人がたくさん残業できるように、君は極力残業しないように」
と注意されてから、あまり早く到着しないように注意している。遅刻してもいいや、という気概がないとギリギリに出社するのは難しい。昨日はたしか、「今日は小学校と中学校が隣り合わせのところがあるから、ちょっと遠回りだけどそれを眺めてから行こうっと」と、思い切り説明口調なことを思いながら会社に行った。しかし途中からぼんやりしていたら、中学を見逃した。気がついたら小学校だった。小学と中学を見分けるポイントだが、小学は「いつもハキハキ○○っ子」みたいなスローガンが横断幕で下がっていると、小学、「なんとか部、県大会出場」とか書いてあると中学、という風に見分けている。時間の関係だろうが、私が通りかかるといつも校庭には生徒は全くおらず、
「ついに閉校したか」
と思う。

窓から眺めた私の車の側面には、ドアミラーが反射した光が横長に引き伸ばされ、それがレッドツェッペリンのアルバムのジャケットのようだった。飛行船が墜落しているデザインである。よくツェッペリン自体のシンボルとしても用いられる。ドラムのジョン・ボーナムはドラム界では神のように扱われるが、寝ゲロで死んだ。

あと、帰りに先日つぶれたマッサージ屋がピザ屋になっていて、ピザ屋といのはあるのに膝屋がないのはなんでだろうと思った。同じロジックで、ピジという食べ物もないだろうか。

これからはなるたけ朝に更新したい。