意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

二年前はあんまり書いてなかった

もうこのブログは開設して二年以上が経過したが、すると運営の方から
「振り返りませんか?」
というメールが届き、私は
「嫌なこった」
と思ったが、ついつい振り返ってしまった。すると、一年前は今とあまり内容に大差はなかったが、二年前は今よりもずっと書いていることが少なかった。

私はブログを始めたころは、読者とかスターとかそういうシステムがわからずに、ただ淡々と書いていたので、長さとか気にせず書いていた。そういうシステムがあることを知り、たくさんの人に褒められたいと思うようになって、文字数を増やすようになった。たくさん書けば、何文字かは人の気に入ることもあるだろうと踏んだのである。

だから今日の記事はこの辺りで終わりにした方が良さそうだが、そういえば午前中に会議があって、私の斜め前に座った人の髪が薄くて、ところどころ地肌が見えた。私はその人のことを何年も前から知っていて、というかその人は私の先輩だった。私はその人にいくらか仕事を教わり、しかし何年か前からその人は病気になって去年は半年くらい仕事を休んだ。そのストレスで薄くなったのか。しかし普段はそれなりに髪の量があるように見えるが、近づくとそうでもないのが人間の妙である。その人は抗がん剤治療を行いつつ仕事に復帰したが、よくドラマみたいにやせ細った姿で現れるのかと思ったら、入院前と変わらなかった。その人は体格がよく、熊とか猪みたいな外見だった。海よりも圧倒的に山が似合った。別の先輩がその人の所持していた雑誌の袋とじを勝手に破ってしまったことがあったそうだが、その人は特に怒らなかったらしい。