意味をあたえる

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シャキーンのサイコロソングがすごい

シャキーンというのはEテレで月曜から金曜の午前7時から放送されている番組で、サイコロソングというのはその中でたまに流れる歌である。なぜサイコロなのかというと、1から6の目それぞれに別々の歌詞がついていて、それをランダムに組み合わせて歌う。数組の歌手が同じメロディーでそれぞれ1から6までの歌詞をつくり、だいたいの目が出る人もいれば、6ばっかりの人もいた。私はその中の谷本紗也歌という人の歌がとくに気に入ったからアルバムを飼ったらその中で相対性理論の歌のカバーをしていたから、私は似たものばかり好きになるなと思った。それとサイコロソングには映像もいっしょに流れるがそれが小学生が歌詞の内容を再現するのだが、男の子と女の子それぞれが主人公のときがあり、男の子は背が低くてコロコロコミックで下品なことばかり言ってる男の主人公みたいな雰囲気だが、対照的に女の子は脚が長くてもしかしたら中学生かもしれない。それがおかっぱの髪型で半袖短パンの体育着を着て片手風ぐるまを決めたりするから、私としては目が離せないのである。

ところでサイコロソングのすごいところは片手風ぐるまではなくて、先日久しぶりに番組内で曲が流れたと思ったら今回はライブ形式で、出演者が歌っている歌手の傍らでサイコロを振り、出た目を歌手が確認してその場でそれに合わせた歌を歌うというものだった。サイコロは完全なランダムだから当然1が続いたり、ということもあり、しかし1の歌の担当の人は一回歌い終わるともう自分の出番は終わったつもりで後ろに引っ込むがまたすぐに出番がきて、慌てて前に来る様子がいかにもおかしかった。頭でくることはわかってもそれまでの歌の反復がそうさせるのか、一旦終わると一息ついてしまうのである。そこが人間くさくて良かった。