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意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

わがまま

私がわがままな人わがままな行為に敏感なのは少女マンガの影響もあるのではないかと思った。私が熱心に読んでいたのは妹が買い集めていた「りぼん」でそこに星の瞳のシルエットとかが連載されていてそこに出てくる主人公は比較的謙虚で受け身であり「絶対モノにしてやるんだ」みたいなガツガツしたキャラではなかった。そういう人は欺いたり策を弄したりして悪役になることが多かった。悪役じゃないほう(要するに主人公)は結局のところただカマトトぶっているだけなのだが一途でありしょっちゅう葛藤や自己嫌悪を繰り返すところに好感を抱いた。


しかしいつしかそういう価値観は廃れ強く望まなければ手に入れられないみたいな世の中になった。年功序列じゃなくなったからだろうか。待っているだけじゃ何も始まらないのである。ふと「星の瞳のシルエット」も水戸黄門と同じ類の構造を持った物語なのだと思った。シンデレラといったほうがわかりやすいか。そういえばこの前シンデレラの映画を見たらシンデレラがぐいぐいいくシーンがあってそういうのも今の世相を反映したのか。


勝つことが何よりも大切な世の中において例えば今日は義妹が車のオイルを換えたいと言うので叔父のところに連れて行った叔父は中古車屋でそこでオイルを換えてもらったら実作業は10分が15分で済んで会計をして少し世間話をして甥である私の甥が仮面ライダーだかウルトラマンの真似をして手刀を振り回すのをひたすら避けまくったら泣き出した。それでも30分くらいで帰って義妹はオイルの交換がこんなにすぐに終わるのかと驚いていた。オートバックスだと1時間は待たされると言いつまりオートバックスはオイルを替えにきた客をただオイルを換えるだけで帰すわけにいかないのである。それを考えると最近はいつもそうだが道端の看板を見るだけで胃がむかむかしてくる。それは何もオートバックスに限った話ではなくマクドナルドとかセブンイレブンも同じである。それと今日母がドコモからメールが来たと行って見たら契約更新のお知らせで解約するなら一ヶ月以内にしないと解約料が発生しますしかし発生しないプランがありますよその代わりポイントはつきません一方解約料の方はポイントはつきますが別途申し込みが必要ですとあって私は絶対解約料なしのほうがいいと思った。しかしそれだって暗証番号だのIDが必要で店に行けば生年月日で行けるのかもしれないが丸一日待つハメになる。母も長時間待たされるのは気が進まず私は携帯ショップは社会保険事務所みたいなところだと思う。だから放置でいいやと思った。


こんな考えるだけで気が滅入るような社会でよく生きられるなと我ながら感心するがそういう社会の片棒を私も担いでいるのだからへらへらと口元をゆるめていい加減に日々をこなすしかない。