意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

趣味のプログラム

昔にマイクロソフトのアクセスで顧客管理のソフトを作ってからプログラムが好きだ。プログラムといってもそのころはせいぜい珍妙なクエリを組んでそれがプログラムだと思っていた。引き落としのデータをデータベースに取り込んで再引き落としのデータを何ヶ月分か吐き出すとかそういうのを考えるのは楽しかった。ITの波の全くおよばない職場でありさらに顧客の言いたい放題のサンドバッグの状態で例えばAさんは料金を1ヶ月遅れで払うかと思えばBさんは1年分先払いすると言った具合でそのような場合の最善の手段はみんなが同じタイミングで同じだけ払う方向にもっていくことだが私は全員の希望をかなえつつ自分の負担を減らすことが快感だった。ややこしいことが好きなのである。


今の会社はシステムというものは一応あるがとても古いもので社内のルールが変わったりしてかなり使い勝手が悪くよくよく考えるとシステムがあるぶん猥雑になっている。以前コンサルタントというのがやってきたからこれこれこういう問題がありますというと
「そういうのは紙で管理するのが一番ですよ」
と教えてくれ果たしてコンサルタントというのはこんなかんじで務まるのかと思った。私がただの作業員だからバカにされたのかもしれない。私はExcelを使うことにした。本当はアクセスのほうが好きだったがアクセスがインストールされているのは最初の職場だけだった。と思ったら途中で一回あった。しかしそのときはあまりクエリとか使わなかった。Excelも使い出すと面白かった。ついつい夢中になってしまうことも多くこれなら私の趣味になるかもしれないと思った。しかし私が作るのは業務の効率化みたいなのばかりだから家では何を作ればいいのかわからない。例えば何千件のデータを取り扱う機会が家ではない。パソコンの何とかが効率良くできるプログラムみたいなのもあるがそもそも私の家にはまともに動くパソコンがなかった。