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体罰もろもろ

ダウンタウン松本と爆笑問題太田 - kansou

トランペッターの日野さんの演奏というのを私は聴いたことがなく知っていることと言えば日野さんのお兄さんだか弟さんはドラマーでもう死んでいるが生前はブランキーのドラムの中村達也が師事していてそれは短い期間だったらしいがインタビューで
「五拍子のパターンを習っておいて良かった」
と話していてそれがブランキーの「不良少年」につながったのかなとなんとなく思った。ドラマーの日野さんの演奏も聴いたことがない。私はなんとなく日本のミュージシャンはあまり聴いたことがなくかつての私のドラムの先生が上原ひろみとか綾戸智恵が嫌いだったのでそういう影響もあるかもしれないがあまり意識したことはない。


そういう人の体罰か暴力か知らないがに興味は抱かなかったが上記の記事を読んでまず松本の体罰を是とする根拠が体罰をされて育った我々が若い人よりもちゃんとしているからというのはおかしいと思った。私個人は体罰は反対で理由は昔教師に殴られたときにこの人は単に腹いせで殴ったのであり同時にこの人は未熟な大人だった。私はそもそも性格は暗くとも大きな問題は起こしたことはないし話せばわかるタイプだったのでそういう人を殴る時点で異常だった。


一方私の父は私が未就学のころは殴りこそはしないがいつまでも泣いたりすると窓から外に放り出されそうになったりとむちゃくちゃな面もあったが父の中では一応節度があるらしく「殴って効果があるなら殴るがある一定の年齢を越えると殴っても憎まれるだけで効果はない。ゆえに殴らない」と話していて一定の年齢とは中学だった。私はそれは嘘だと思っていたがだからといってわざわざ身を持ってそれを暴こうとする気もなくなんとなくときは過ぎ弟が高校に上がると突然ほとんど家に帰らなくなった。悪い仲間でもできたのかしらと家族が気をもんでいるとあるとき珍しく弟は早く帰ってきたので家族会議をすることになって「遅くなるなら連絡する」とかルールを提案しても弟は十代の例の調子で「関係ないだろ」と吐き捨てしまいには自室に下がろうとした。父は最初から怒り調子だったのでこれは追いかけていって殴るとかドアを破壊するとかするのではと私は思いそうしなければ弟は少なくとも同じテーブルにつかないだろうと思っていたら父は「そこに座れ」とものすごい剣幕で怒鳴り怒鳴ったくらいで戻ってくるかよと思ったら弟はやれやれみたいなかんじで戻ってきた。その後も父は特に暴力はふるわなかったので父の面目は保たれたのであった。


それで私は特に父がすごいとは思わないが今思うと割とギリギリだったのではないかと思う。私も人の親になって結構ギリギリな場面が多いからである。


それで私は体罰は反対だが暴力というのはとにかく突発的で行き当たりばったりなものだから結果的に暴力が良い結果や将来に結びついたとしても前提としてはダメなものとしないと前述の未熟な人がのさばってしまうのでダメだ。ましてや大人と子供の境界はなかったとか大人は子供の延長上にあるとかいう世の中なので暴力を是とするのはいろいろあやういのである。


一方の太田は元国会議員の一年生だった人が体罰は是みたいなことをいうと「じゃあ日野が言うこと聞かないときは殴るのか?」と返しスタジオ内ははてなという雰囲気になったが私は当の日野からしたらそうであるならむしろ楽なのではないかと思った。