意味をあたえる

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管理職とはなにか

私は昨日の記事を書きながら(これは管理職について書いているな)と思った。最近インターネットをにぎわしているのは産休をとった女の人の穴を埋めるのは管理職の役割ですみたいな記事で確かに管理職は一般社員よりも裁量があるのだからその人がリソースを多めにとるというのは理にかなっている。現に私の職場の裁量のある人はいつでも切れる派遣をずいぶん長く引っ張っている。やはり上からは人件費がどうのと言われるが仮にひとり減らしたからといって浮いた人件費がそのままボーナスになるなんてありえないのだからやはり常に自分のところはいっぱいいっぱいな風をうまく演出して人数を確保するのが良策ではないか。しかし上からの圧力が相当なものだったりあるいは管理する人が評価に目がくらんでかつかつのところまで人を減らすと不幸である。


そう考えると何もかも管理職の仕事だからといって何も見ないでいると自分の首を絞めてしまうことになりかねない。一般の人も管理職をコントロールすることもある程度必要だろう。場合によっては手抜きで仕事を行って実際よりもコストのかかる仕事とカモフラージュするのもいいかもしれない。しかしあまりやりすぎるとただの使えない人になっていちばん最初に追い出されてしまうかもしれない。しかし追い出すことも管理職の評価を下げるから上昇志向の高い人にほど手抜きは効果的なのである。何が言いたいのかというと管理をするのは何も管理職だけでなく誰でも自分を管理しなければならず最初にリソースと言ったが自分のリソースも余分にとらないと自分に穴があいてしまう。あるいは穴があいたときに塞がれなくなってしまう。