意味をあたえる

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初恋とすね毛

今朝見た夢に初恋の人が出てきた。お互いに結婚をして子供もいて向こうにも子供がいるのかはっきりしないが何故か私の家にちょくちょく来ていて私の家とは私の実家でおこわを食べていたら母に
「冬休みのあいだはずっとおこわね」
と言われた。サイダーを飲んだら叔母が出てきて
「やっとサイダーが飲めるようになったね」
とニコニコしながら言われ「やっと」というのは子供が幼いうちは子供のぶんのサイダーしかないから大きくなってゆっくり飲めるようになったという意味だ。初恋の人は私のそばにいて
「私の運命の人は畿内にいる」
とやたらと言ってくる。占い師だか祈祷師に言われたらしい。私は遠まわしに拒絶されているような気がして傷ついた。それがどういうわけか突然初恋の人は自分の足を私の足にからめてきた。私は(これはやれるかもしれん)と思いそう思うと下半身がもぞもそしてきた。勘違いだとまた傷つくので試しにからめてきた足をさすってみることにした。初恋の人はストッキングを履いていた。ああ私たちは大人なんだと思ったところで夢が醒めた。


醒めてから私はこの夢にかなり没頭していたことに気づいた。変な言い方だが夢に夢中になっていた。普段の夢はどこかで夢だと気づいていてとちゅうで変な展開になると(これはまずいからちょっと変えよう)みたいなことをしたりした。つまりどこかで目が覚めているのである。昨日妻がiPhoneを新しいのに機種変して結局iCloudの有料プランに変えて丸ごとバックアップをとろうとしたがまずWi-Fiのパスワードがわからなくて夫を起こそうとしたら珍しく声をかけても起きなかった。普段だと記憶に残らなくても目を開いたりする。よほど熱心に寝ていたらしい。


初恋の人とやれなかったのは残念だが私は実際の性行為より「やれるかも」の実感のほうが好きなので満足だった。私の初恋は小学校のときでその人とは中学にあがってから一度も会っていないので当時から恋をするくらいだから相手に女をかんじていたがそれでも私が大人になってから知り合った女のように女女していなくてさわやかなままだから良かった。


起きてから子供がコタツの中で足で通せんぼをしてきたからその足をくすぐったらうっすらすね毛が生えていて初恋の人も当時こんな足だったのだろうと思い夢の中のストッキングの感触は何らかの意味があったのだろう。