意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

ここは郵便局の駐車場ではなかった

会社の近くの郵便局へ行った 郵便物を出すためである また郵便局は駅の近くにあった 押しボタンの信号を渡り駐車場に車を入れる パトカーが停まっている ところでこの駐車場は郵便局に隣接しているが周りをフェンスで取り囲まれている 車を入れたところだけにフェンスの切れ目がありそれは駅のロータリーの反対側である 郵便局の入り口はロータリーを向いている そのためポストへ行くためにはぐるっと回らなければいけない 私は前に一度ここへ来たことがあるがそのときも

(ここは郵便局の駐車場ではないかもしれないな)

と思った 今回はパトカーが停まっていたから尚のこと焦った よく見ると郵便局の建物の裏手に車止めがついている しかしそこはスペースがせまくそのまま停めると車体の半分が道路にはみ出してしまう バイクの車止めだろうと判断した しかしバイクの車止めなんてあるのだろうか なんにせよ早く手紙を出してしまうに越したことはないと思い素早くことを済ませた ポストのすぐそばに私の車があるが車に戻るにはまたぐるっとまわらなければならなかった 不思議な駐車場である 例えば「月極駐車場」などの看板があればわかりやすいが何も立っていないのである 下は砂利で私の家の近くの郵便局も駐車場が砂利だから私は砂利=郵便局と思っている節がある パトカーが停まっているから反社会的組織の駐車場ということはないだろう 私の弟が通っていた塾は駐車場がないため母が路肩に車を停めているとどうやらそこはヤクザの土地らしくヤバかったみたいな話を聞いた 看板の話に戻るが私の地元には鳥の絵だけが書かれた他に文字も何もない看板が立っているがあれもヤクザの目印ではないかと勝手に思っている