通勤途中の田んぼの中の道端の田んぼの真ん中に複合工業施設が建設されて数ヶ月経つ いくつかテナントが入ったのか朝の道が混むようになった 最初は事故が何かかと思ったが工業施設に行くためには右折をしなければならないため右折レーンにはいるが入りきらなかった車が後続の車の進路を阻むのだ 私は阻まれるほうだった このままじゃ遅刻しちまうと思ったが遅刻したことはない しかし毎朝やきもきするのも嫌だからしばらくこの通勤路はよそうと思ったが途中のコンビニが最寄りのコンビニの中ではいちばんかんじが良かったので離れがたかった 他は女の人が怖かったり店長の名ふだの人が信じられないくらい商品をぞんざいに扱うからできるだけ近寄りたくなかった お気に入りの店も店長らしき初老の男は私語ばかりでかんじが悪いがこの人は土曜日くらいしか出てこないからマシだった ところで私は最近電子マネーで精算しているがはっきりと電子マネーであることを宣言しないとカードをひったくられて信じられないスピードでクレジット決済されてしまうことがわかった なので滑舌よく宣言する必要があり私の接店態度はますます向上してしまうのであった そういう意味でも同じ店に通うのは「この人は電子マネーの人だな」とおぼえてもらえるから楽だった
しばらくすると道は空いてきてふと田んぼのほうを見るとこんなところに道があったんだみたいなところが渋滞していた
