意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

嵐の番組

お正月なので嵐の番組がよく流れている 嵐にはお正月の羽織袴とかが本当によく似合うので子供のころに見た市川染の助染太郎を思い出す 毎年「おめでとうございまーす!」とやってくるのだがそれを見た笑点の前の前の司会者の先代の円楽が
「三が日で一年分を稼ぐ」
と評していて確かにそうだと思った 実際は夏や秋なども仕事をしたのだろうが まだ景気が良かったから財テクなどに精を出していたのかもしれない 


嵐と言えばゲストとゲームに興じる番組が代表的だが嵐のほうは毎度同じゲームをやっているからすっかり慣れきってしまい両者の緊張感にかなりの差が出てしまっているところがフェアじゃなくて見ていて引っかかる 嵐があまりに上手くなってしまったのでスタッフがハンデを設定するがそうすると今度は嵐が勝てなくなってしまってファンが怒ってしまう またハンデを背負った相手に勝っても嬉しくないというゲスト側のプライドもあるだろう なのでスタッフとしてもあまり練習しても上手くならず初心者でも場合によっては簡単に勝ててしまうようなゲームを考えなければならず大変である


さっき見ていたら嵐が小部屋でゲストとババ抜きをやっていてこれは逆の発想で嵐以外の人もやり込んだであろう「ババ抜き」ならゲストと嵐の技能に差はつかないだろうというスタッフの狙いが見える 実際の嵐の勝率は知らないがほどほどに負けているようだ しかしゲームの進行などは嵐側に圧倒的なアドバンテージがありメンバーがババを引いたりすると急にカメラ目線になっておどけたりして「ゲームに負けてもへっちゃらさ」とアピールしてくるのが鬱陶しい 嵐のメンバーには前のめりな人がおらずどこか一歩引いて見ているような雰囲気がありそういうおっとりした感じが正月にフィットするのだろう