意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

今しかない

最近「今この瞬間しか存在はせず過去はない」という感覚を抱くことが増えた 今日はそこから一歩すすんで過去を認められるのはリアリティの濃淡によると考えた 今日その感覚を抱く少し前に3DSゼノブレイドをやっていてこれは10日くらい前に買ったものだ 最初はゲームシステムが飲み込めなくてつまらなかった 闇雲にアクションゲームみたいな素早い操作をしてしまいそういえばこのかんじは初めて「トルネコの大冒険」をやったときと似ている ピンチになるとボタンを連打してより窮地におちいってしまうのだ ゼノブレイドも最初は「敵の動きを見ながら仲間の体力にも気を配り適切な判断をするなんて至難の業だ」と思ったがインターネットを見たら「敵の攻撃は基本よけられない」とあってそれで気が楽になった 確かにどんなに距離をとっても相手にロックオンされたらダメージは食らうし逆にこちらの攻撃もボタンを押せば変なほうに刀を振り回しても相手に当たっている 最初のうちは必殺技の説明の「横から当てると特効」みたいな文句に振り回されて勝手に動く仲間がべしべし敵を倒して疎外感をおぼえたがじょじょにコンビネーションも決まるようになった 未来を教えてくれたりするのは鬱陶しい あと仲間がわちゃわちゃおしゃべりしながら戦っていてうるさい お互いに励ましあったりするのが気持ち悪い 会社でもやっていてそのときは音をミュートするから気づかなかったが家でやるといちいち「楽勝だ!」とか言うからうざい 強い敵と戦うのは楽しい


ゲームの中の時間感覚はずれていて仲間が「早く弟を助けなきゃ!」と焦るくせに寄り道をしてどうでもいいお使いに精を出していても怒られることもなく「これは出番かしら?」なんてのんきなことを言っていて最初は当惑した あまり寄り道しては悪いと思って助けに行ったがおかげですっ飛ばした敵などが出てしまい後から倒しに行くとこちらが強くなってしまいぜんぜん歯ごたえがなくつまらなくなってしまった 以来マップ上をくまなく探索してから先へ進むようになったが仲間に加えゲストキャラなども引き連れた大所帯なのにあちこち連れ回してしまうのはいつも気が引ける キズナだのジェムだのやることが多過ぎでかったるいがその辺は割り切ってあまりいじってない 装備もたまに数字だけ見て変えるくらいだ 昔「フロントミッション」というロボを出撃させるゲームで大砲や装甲を組み合わせるだけでお腹いっぱいになってしまいほとんど出撃できないままクラスメートに借りパクされた反省が生きている 借りパクした人は中途半端にグレた人で「ジャニーズに入りたい」とか言っていて確かに中途半端にグレたかんじが中居君に似ていないこともなかった


ここまで言葉をつくせば過去は存在するだろうがやがて消える