意味をあたえる

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寝る前に小説を読んでいる

わたしたちに許された特別な時間の終わり (新潮文庫)

わたしたちに許された特別な時間の終わり (新潮文庫)

最近はこれを読んでいる ふたつの小説がおさめられていて後のやつのほうが好きだからそっちを読んでいる 女が布団でゴロゴロしながらあれこれ考えるだけの話だ 主人公が一人称の小説は主に読者の共感を得ることに力を入れるがそればかりでは疲れてしまう 読んでいる小説でも理不尽にキレる主人公に夫が大人しく聞いていておとなしくするのではなく反論してほしいみたいなことが書いてあってそれなどはまさに共感の極地のようなシーンだがつまり私も夫側と同じ行動をとることがありそんなとき妻が大して言い返さない私に腹を立てていることは察することができる しかしその挑発に乗らないのは私にとってのある種の主張なのである ただ小説のほうの「黙っている夫」には共感できない


共感する・しないは割とどうでもいい話でこの小説の良いところは淡々としているところである 前半の小説も似たテイストだが設定として男女が渋谷のラブホテルでセックスしまくるというエキセントリックなもので、そこの辺りが背伸びをしているような自然でないようなかんじがして疲れる もっともそっちは一度読んだ限りなので「背伸び」の小説かはわからない 読んでいる最中に「背伸び」とは思わなかった


私が小説を読むのは寝る前の5分が10分でいくらも読まないうちに眠くなって寝てしまう 眠くないときにも読めばいいのだがブログだのゲームだのと私は忙しいのであった