意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

毛作り餃子

車を走らせていたら「毛作り餃子」とかかれたノボリが目に入った すぐに裏返った「手」という字だと気づいた 裏返った文字もすぐに認識できるのが人間の脳だがそれが別の物に見えるとそちらに真っ先に飛びつくという修正がある 「脳が楽したいんだな」「脳って過酷なんだな」と思ってしまう このブログのタイトルもひっくり返ったノボリの文字を別の言葉にとらえたことがきっかけで名付けた 


私はすぐに「毛作り餃子ってなんだろう」と考えた 皮が繊維で編まれたものだろうか コージーコーナーのミルフィーユケーキがわたしは好きだがあれが一次元のバーコードだとしたら毛作り餃子は二次元のバーコードだろうなと思った ミルフィーユケーキはよく皮を一枚一枚はがして食べたりするがとちゅうのクリームをはがす作業は左官工事の逆バージョンだなとか思う そうすると作るときは左官工事のまんまなのである 子供の小さい左官職人は子供がクリスマスケーキをつくるのを手伝うときにいつもの仕事のことを思い出しながら生クリームを塗りたくるのだろう 私は手作りのケーキと言えばいつも生クリームが凍っていて手で暖めながら溶かしてからむにゅっとするイメージがある お菓子の家とかさんざんやった コアラのマーチにチョコで眉毛を書いたりした日々か懐かしい