意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

途中式(子離れ2)

ペーパードライバーの娘さんについて書いたがこの人が本当に親離れできていないのかそれは本当のところわからない 親が死んだら案外テキパキとこなすのかもしれない それとは逆に彼女よりも親から自立していると思っている私の方が案外親への依存を思い知るのかもしれない もっと狭い範囲で会社の仕事をテキパキやっていた人が突然いなくなってもうオシマイと思っても少ししたら何事もなかったみたいになるのである 私はあるいはがっかりさせるほうが多かったのかもしれない 昼にマクドナルドでパンにぱくついていると「戻ってきてくれないか」というメールがきて私は「がんばってください」と返した 返した私だってマクドナルドなるどで行き詰まってはいたがひょっとしたらそのメールで私の価値を再確認して安心していたのかもしれない それから少ししていよいよ身動きとれなくなって戻ってもいいかと連絡したらもうそのときはすっかり修復してお呼びでなかった 依存とはなんだろうか


私は現実をどこまで冗談みたく受け止めて日々をやりすごすかが大事なのである この3連休は自分で干した洗濯物を眺めながら過ごした 平日のイライラが嘘みたいにゆるく時間が流れた 何もしないのがいちばんなのだ 離れるのは親だけにかぎらない