意味をあたえる

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宝くじが当たっても仕事はやめない

こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで

読んで、やっぱり金持ちって面倒だなと思った。少し前に宝くじの話になって「宝くじが当たったとしても億の金が入ったとしても仕事は続けるだろうな」と言ったことを思い出した。私が言ったのである。年末になると誰かが「当たったら仕事やめますので」と言い出してしらけた気持ちになる。やめたところで一体どうやって生きていくのか。食うに困らなくなって、何をする必要のない人生が私には怖い。もう「仕事が忙しくて○○できない」という言い訳ができないのである。仕事が好きだと言うつもりはない。


配当利益だけで生きているような人からしたら私の考え方は理解できないし、不幸な人に見えるだろう。しかし私からしても資産が目減りしないように神経を張って生きるのもしんどそうに見えてしまうのである。

どうように生活が不安定な人からも私の考えは理解されないだろう。とりあえずの生活が続けられる私は幸福なのである。

私はここのところ幸福について考えていて、私にとっての幸福とは変化しないことではないかと仮説立てたりしている。ここ数年はとにかく変化が多くて、変化しない物事にあこがれてしまう傾向がある。ある日金脈を見つけ、莫大な収入を得たりして、これは仕事をやめつ資産を守ることに注力せねば、とか考えると憂鬱なのである。当然宝くじも怖くて買えないのである。