意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

私は一時期は随分Twitterを熱心にやっているが、今も続けているが、以前ほど投稿はしていない。そして、他人の投稿を読んでいるうちに、世の中にはたくさんの眠れない人がいるんだな、と驚いた。不眠症の人はもちろん、眠れないことに恐怖を感じている人もたくさんいた。しかし、Twitterをやっている人たちは、パソコンにそれなりに精通というか、依存している人だから、日本人全体としては、不眠の割合はもっと下がるのではないかと予想する。パソコンというか、インターネットの生活にどっぷり浸かると、インターネットは生活全般を覆ってしまうから、インターネット無しの生活が全然イメージできなくなってしまう。

私は今は大体が10時とか11時に寝て、6時に起きる生活パターンだが、別に健康のためにたくさん寝ようとかそういう感じではなく、もう眠くて起きていられないのである。ごくたまに眠れない時もあるが、そんな時はぼんやり考え事をしたりして、すぐ寝なきゃ起きれない、とか焦ったりはしない。私は起きるのは得意な方なので、昔は朝まで遊んで、30分寝て仕事に行くというのもしたことがある。ぎゃくに完徹はあまりしたことはない。
ここまで書いてふと思い出したが、昔は学生時代に中学かなんかのときに友達と「寝るときって何考える?」と質問をしたら、
「寝るときは寝ることしか考えないよ」と言われた。寝るときに余計なことを考えると、眠れなくなるから、らしい。私はそれを聞いて全く納得ができなかった。私は布団に入って目をつぶっても、何か考えることがあれば考えている。だいたい「寝ることを考える」とはどういうことなのだろうか? 最近は起きてられない位フラフラの状態で布団に入るから考える余裕もないが、余裕があれば考える。そうは言っても眠気のせいで思考はは途切れ途切れになって、ふと気がつくと今まで何を考えていたか全然思い出せない、ということがよくある。考えていた感触は残っているので、それを手掛かりに思いだそうとしてみるが、うまく思い出せるときもあれば全くダメなときもある。そして、どちらにせよ眠った後は全て忘れる。

子供の頃、それは私がまだ就学前の話だが、夜中に目が覚めたことがある。夜中と言っても午後10時くらいで、そのとき両親は居間にはいないで、父親の部屋に集合していた。あるいは母は居間にいて、父親の部屋に連れて行かれたのかもしれない。夜中の両親はとても優しく、私は客間も兼ねた父の部屋の一人掛けのソファに座り、やがて「10時のオヤツ」と言って、母がコーヒーを持ってきてくれ、コーヒーにはミルクが注がれていてチョコクリームのような色をしていた。カフェインとか気にしない親だったのだ。おかげで私は今でも寝る前にコーヒーを飲んでも普通に寝れる。