唐突だが、このブログの登場人物を以下に紹介する。
私(弓岡)
このブログの主人公、ブログを書きつづっている人物。毎日その日に起きたことや起きなかったこと等を、文字に置き換えている。毎日書く理由が、友達が毎日ブログを書いていて、毎日さえやれば、内容はつまらなくても褒められると思ったから。会社員。弓岡という名前は一人称の「私」が使いづらい場面で登場する。以前は飯村だったが春先に変えた。
妻
弓岡の配偶者。時間にルーズな性格を、弓岡に「アフリカ人のよう」と揶揄される。
ナミミ
弓岡の子供のひとり。中学生。塾では数学と英語をみてもらっているため、弓岡には国、理、社を教わる。以前「がんばる」と言ったら父親に「そんな意味不明な言葉はたくさんだ」と怒られた。
シキミ
弓岡の子供。小学低学年のため、弓岡と行動することが多く、ブログの登場頻度も高い。クラスで唯一逆上がりができない。担任が若い。この前アナバチの巣を埋めた。
美容師
弓岡の担当美容師。弓岡のブログの存在を知る数少ないひとり。数年前に独立し、弓岡の家から店までには途中に結婚式場、裁判所があり、弓岡はこの道を「リアル・ライフ・ロード」と呼んでいる。ブランキー・ジェット・シティが大好き。
先生
弓岡のかつてのドラムの師匠。弓岡にジャズと三島由紀夫を教えた。かつて弓岡が三島由紀夫「金閣寺」を読もうとしたときに、
「先に「仮面の告白」を読まなければもったいない!」
とアドバイスした。しかし後に友達にそのことを話したら
「別に「金閣寺」先でもいいんじゃない?」
と言われそんな気もしてきた。村上春樹にかんしては、
「性行為が予定調和で出てくるのが気にくわない」
と評している。
J
弓岡の会社の50代の同僚。元は営業職だが、成績と態度不振で弓岡の部署へ異動となった。仕事はイマイチだが、虫は触れるので弓岡は重宝している。よく水を飲む。
栗田みき、岸本さくら
元々弓岡の小説のキャラクターだが、弓岡が小学校のエピソードを書くときに頻繁に現れる。マドンナ役が岸本、その逆が栗田である。栗田みきが弓岡のダークサイドをすべて背負っている。栗田みきは小学一年時に椅子を没収されたが、とても出来が悪いので、最後は引き出しまでとられた。
A氏、Z氏
弓岡が自分の文体のルーツを探ろうとしたときに、そのナビゲーションのために登場した半架空のキャラクター。しかし弓岡が文体にあまり興味がなくなったため、たまにTwitter等で会話が面白かったりすると出てくる。モデルは存在するが、実際に会ったことはない。