意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

人生観ってなんだろう

最近「旅と人生」についての記事をよく目にする。人それぞれでよいと思う。私も思い出したことが二点あったので以下に書く

1 叔父が若い頃に欧州に行ったら、向こうの人は暑いときには半袖を着て、寒いときには長袖を着ていることに衝撃を受けた。彼はそこで考え方が決定的に変わったらしい。

2 友達が大学時代にオーストラリアに留学して2ヶ月ホームステイしたら人生観が変わった。しかしまた2ヶ月くらいしたら
「戻った」
と言った。あとホームステイ先ではすごい不味い飲料ばかり提供され、あるとき冷蔵庫にコカ・コーラが入っていることに気づき、コカ・コーラは万国共通だろうと思い飲んだらうまかった。しかしホームの人に見つかると、そこの主人に顔を真っ赤にして怒られた。オーストラリア人はケチンボなのである。あるいは個人主義が発達しているのだろうか。

抽象は抽象だからこその自由があるのだろうが、結局は足場のないところに家を建てるようなものだから、不格好でもいいからまずは「足場の提示」から始めないと、どれもこれも他愛のないものになる。