意味をあたえる

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梅沢富雄という名のスパイス

アニーの映画がテレビでやっていた。私はアニーの舞台は見たことがないので新鮮な気持ちでそれを見ることができた。単純なストーリーだが家族で楽しむことができた。キャメロンディアスが老けたなあと思った。録画で見たのである。それが終わったら来週のこの時間はのコーナーが始まって来週のこの時間はアナウンサー大賞を行うんだそう。まったく興味が起きず家族もこの手の番組で言うアナウンサーは女ばかりなので優劣つけてどうするんだと積極的に批判する。私の家族は女ばかりなのである。そうしたら突然梅沢富雄が画面に大写しになって梅沢富雄が大写しになるとなんでもテレビっぽくなるなあと感心した。


梅沢富雄はここ一年くらいでよく見る。番組内では終始ニコニコして共演者にゴマばっかりすっているイメージである。プレバトなどでもすすんで汚れ役を引き受けタレントというよりサラリーマンを見ているようである。芸能界を生き延びていくのはほんとうに大変なんだと胸がつまる。最初はのべーっとした顔立ちで偉そうなことばかり言うから嫌いだったが徐々に好意を持つようになった。好意をもつというはっきりとした感情を抱いたことはなかったが今日アニーのあとに突然この人の大写しを見てこの人こそ私にとってのミスターテレビでありこの人を見ないとテレビ番組を見ている気にならないということに気づいた。