意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

重い物を持ち上げた

昨日は午後になってから畳のカバーを取り替えた。午前は昨日のブログに書いたとおり午前というか昼から午後にかけてだった。昨日は割とフル回転した一日だった。妻が「今日が長い」と言った。ラーメンを食った帰り道に「スタバに寄ろう」と言われたときはもう駄目かと思った。そのままずるずる休日が終わるんじゃないかと冷や冷やした。トランクには畳カバーが積まれたままで車内はい草くさかった。嫌いなにおいではないが車の中でかぐと吐き気をもよおした。私はただのアイスコーヒーを飲んだ。妻はヘーゼルナッツがどうこうのを飲んだ。そんなものを飲んだら二人でだらだらしそうだが夫婦は帰ってから部屋を掃除して畳のカバーを張り替えた。前のはだいぶほつれて洗濯物を取り込んで置いておくとカスまみれになった。枯れ草のようであった。晩秋のようであった。裏返すとまだまだきれいであと何年かは使えそうだったが穴のあいているぶぶんもあった。新しいのは青青としていて初夏のようだった。以前のは4.5畳で今回は6畳なのでどかすものが増えた。テレビの台を動かしたら腰が痛くなった。腰が痛いなんて笑っちゃうぜと思った。子供のころには全く想像できなかった痛みである。十代のときだって腰が痛くなることはあったがまったく異なる痛みである。今はめりめりめりと音を立ててその場から動けなくなる痛みである。めりっと言いかけたところで動きをストップすればセーフだがそれ以上行くとアウトだった。アウトになったら昔花屋だった接骨院に行くだろう。そこには童顔のコガハラという整体師がいて室内はいつもジブリのオルゴールが流れている。隅っこのカーテンの影にラジカセが置いてあった。助手はメガネをかけていて最初はこの人がメインなのかと思うくらいコガハラは童顔なのだがやがてメガネはほとんど何もできないことがわかったきてやがてメガネは見なくなってしまった。その後女の助手がやってきてこの人はメガネよりかはまだ動くほうだった。