意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

風邪がぶり返す

朝起きたら今までにない症状が出た 昨晩は布団の中でなかなか体が温まらなくて難儀した 布団は重いばかりでまったく温かくない 片脚を数字の4のように折り曲げて折り曲げていないほうの膝の裏に滑り込ませて暖をとる それでも30分は格闘しただろうか 胸も背中も寒いのである 寒いだけでなく関節も痛い 足首や膝の少し上のぶぶんに大きめの輪っかをはめられているような痛みだ 痛いけど立ったり歩いたりは普通にできた むしろ立ったり歩いたりしたほうが痛みがまぎれて良かった 今日から仕事だが仕事をするほうが家にいるより楽だと思ってるんるん気分で家を出た 重いものを持ち上げると汗が出て汗が出るということはそこまでではないと解釈した 天気が良くて暖房もよく効いた 日が暮れると心細くなった 私は子供のころはよく夕方に具合が悪くなった 朝はいつもさっぱりしていてそれで調子に乗って夕方につぶれるのである だから私が朝「元気になった」と言っても誰も信じなかった 今はそんな極端ではないが朝は爽やかだった しかし寒いからさっさと車に乗り込んだ 道が空いていて思っていたよりも早くついて残念だった 事務所に行くとみんなが「寝正月だった」と言った ひとりは「もう2ヶ月くらい具合が悪い」と言った 最近他県から来た人で埼玉の風にあたったのだろう 人も冷たいから治りも悪いのだ 私がそんなことを言ってもニコニコしているだけだった あるいは耳が悪い人なので聞き流していたのかもしれない