意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

雨際

ダウンタウン松本人志が何かの番組で雨の降っているところと降っていないところの境界に立てれば体の左半分だけずぶ濡れということにもなるはずだと主張していてしかし雨だってゼロか100かじゃないんだからフェードイン/フェードアウトみたいに徐々に雨粒が増えたり減ったりするのだろう


今日の帰り道に雨が強くなったり弱くなったりするのを見てふと思い出した 車を運転しているときは極力ワイパーを動かしたくないが本当にマックスでゴシゴシやるのは年に何度もない ワイパーの頻度をマックスまであげるとムキになってゴシゴシしているようで見ていて滑稽だ ムキになる人はいつでも滑稽である 


子供の頃隣町の病院まで母の車で通っていて夏などの帰り道に大雨に降られても地元のアスファルトはカラカラに乾いていて母がよく
「こっちは降ってないんだ!」
と驚いていたのが懐かしい 父が夜台所の窓を開けながら
「山のほうは雨か!」
と言いながら涼んでいたのも懐かしい 記憶の夏は暑くはない