意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

出口A1

しばらく電車通勤がつづく 都内である 昨日はやたらに高いビルに登った 東京タワーの反対側の道を行ったところのビルだった とちゅうでカレーを食べた 面に券売機があってカツカレーを押したら小窓から女の店員がにゅっと顔を出してきて
「大丈夫ですか?」
と訊いてきた ボタンの効きが悪いとかいっていた そのままカツカレーの券を渡したらちょっと困惑された 小窓で渡すのは持ち帰り客のみで私たちは中で食べたかったからだ 些細なことでも想定した流れが狂うと困惑するのである 私たちはカウンターでカレーを平らげた後もだらだらとおしゃべりをした 主に同僚の悪口である 同行者は水をがぶがぶ飲んだ がぶがぶ飲んでいたイメージはなかったが店を出てから「トイレが心配だ」と言った 4時間の長丁場と聞かされていたからである 会社に行く前に喫茶店に寄って二人でトイレに入った 同時ではなく、かわりばんこであった 説明会は30分延長したが私はその後トイレは大丈夫であった


今日からはひとりである タイトルは駅の出口を忘れないためのメモである