意味をあたえる

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菜々緒のドラマが面白い

昨日は録画した菜々緒のドラマを見た 最初はディーン・フジオカの「モンテ・クリスト伯」を見ていたがなんだか難しくて途中で見るのをやめてしまった 去年に原作を読んだところで読んだきっかけは小島信夫の「寓話」に出てくるからであった 「モンテ・クリスト伯」はページをめくるのがもどかしいくらいだったので小島信夫のことは忘れてしまってそのまま三国志だのを読むようになってしまった モンテ・クリスト伯は主人公のダンテスが婚約者と原っぱでいちゃついている脇で悪党3人が昼間っから飲んだくれている序盤の場面がドラマでも再現されていて良かった しかし高橋克典が出てきたあたりでもういいやとなった


その点菜々緒のドラマは単純で良かった 妻が何度も「スカッと・ジャパンみたい」と言っていたがその通りだと思った 菜々緒は何をやってもスカッと・ジャパンなのだろう 非情に見えて情に厚いのである しかし話を思い出してみるとすっかすかである 主人公のセクシー・ゾーンの男の子はいてもいなくても同じである ずいぶん大きなリュックを背負って出社するが一体何を持ってきているのだろうか スーパーファミコンだろうか 子供の頃祖父母の家に遊びに行くのにそういえばリュックにスーパーファミコンを詰めて行った それを持って遊ぼうという魂胆なのである ビデオ入力端子にさえつなげば遊べるから私にとってみれば携帯ゲーム機だったのである 両親は呆れていて私も自分で「何をやっているのだろう」という気もしたがビデオ入力端子のある家に行くのならとにかくスーパーファミコンを持って行かないと気が済まない年頃だったのである 今ならばモンテ・クリスト伯をリュックに詰めて行くのだろうか あれも七冊くらいあった気がする(私は電子書籍で読んだ)