意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

こわい人も笑う

昨日で「途中式」を終わらせようと思いわざわざ「式のおわり」なんてタイトルをつけたが子供が話しかけてきてぜんぜん書き進められず段々と眠くなってまた明日「おわりのおわり」でも「やり直し」でも書けばいいやと思い適当なところで切り上げて寝てしまった しかし目が覚めて今日も仕事に行って帰るともうこれ以上書くことはないという気になってしまった


私は今国道16号沿いの新しい事業所にいて新しいので特に名前等なくみんなそこを「16号」と呼ぶ 16号で上司が死にそうになっていて私も手伝いに行くことにした 暗くなって雷が鳴ってとりあえずやばい薬品だけ端に寄せたので私は帰ることにした 暗い帰り道で飛び出した猫を轢きそうになった 黒と白の水墨画みたいな猫であった 昼間はお菓子のアスパラぐらいの大きさの芋虫を踏みつけそうになった こんなコンクリートばかりの場所にも不確定の意志を持った有機体が存在するとは思わなかった 人間も含めて、である


新しいトイレができたと聞いたのでじゃあ一番に使おっかなあと思ったら一番は部長が使うと決まっているというのでやっぱり私たちは芋虫以下なんだと思った


こわい人も笑うというのは昨日の子供の話に出てきたエピソードである