意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

フロントガラスが天の川のよう

義父が倒れて救急車で運ばれ私はまだ仕事帰りだったので後から車で行ったがフロントガラスについた雨粒が天の川のようだった 車には妻と義母が乗っていたが私は特にそのことについては報告しなかった 近くの病院で幸い大したことがなくてすぐに帰された 大したことがないにしろ入院するものとばかり思っていたので帰りは2往復しなければならなかった 救急車で付き添った上の子と下の子供もいたのである 下の子供は天の川に乗っていた 私は終始ぼんやりしていた そのせいで道に飛び出たタヌキをひきそうになった タヌキは支離滅裂な歩き方をしてやがて脇の畑へ消えた 狸だということは最初わからなかったが毛の色でわかった こういう色形のお菓子があった気がするが名前が出てこなかった