意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

村上春樹「国境の南、太陽の西」

最後有紀子とヨリがもどせて良かったねと思った そのきっかけのひとつがイズミとの邂逅だったことは以前読んだときには気づかなかった もし私がイラストを生業(あるいは趣味でも)にしていたら「表情のないイズミ」にトライしていたと思う


小説としては後半に差し掛かるにつれ退屈になった 島本さんとのセックスが近づくと一気に読み飛ばしたい衝動にかられた ストイックというか私としてはもっとダラダラしたところが欲しかった