意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

ケティがかわいそう

「三銃士」を読んでいる 三分の二を読み終わったところだ Kindleで読んでいる 主人公のダルタニャンがとにかく気の多い男で最初ポナシュー夫人に恋したと思ったら彼女が誘拐されると今度はミラディーに熱を上げてしまう ところでミラディーはおそろしい女だということがわかるのだがダルタニャンは復讐をするためにケティを利用する ケティとはミラディーの召使いでかわいそうな彼女はダルタニャンに恋をしていて彼の言うことを何でも聞いてしまうのである 例えばミラディーがワルド伯爵宛てに書いた手紙を取り上げて読んだと思ったらワルド伯爵になりきって書いたダルタニャンの手紙をミラディーに届けさせる よく考えたらダルタニャンはワルドのふりをしてミラディーを振ってしまうのである そうしてミラディーの気をこっちに向けさせようとするのである ダルタニャンの心根も割と腐っているのである ダルタニャンのたくらみはうまくいってミラディーと一夜をともにするのだがケティはその間隣室で待機しているのである


気の毒なケティ!


しかし当時の風俗風習からするとそんなものなのかしら ケティはあくまでダルタニャンの味方をしダルタニャンの悪事が露見したあとは一緒にミラディーの館から逃げ「奥様に殺される、、、」と悲嘆に暮れるのである ケティは今時のマンガだと妹っぽいキャラになって人気を博すのだろう エヴァンゲリオンのマヤちゃんみたいなイメージ