意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

年々寒くなる

毎日自転車で通勤しているが12月はまだ行き帰りは軽く汗をかき半袖になるときもあった。年が明けた今は家を出るときにはコートの前もしっかり閉めて少しでも外気を遮断しようとする。数年前に買ったイヤーマフも出そうかと思う。去年もこんなに寒かったっけ? と思う。夏の暑さは堪えられても冬はきつい。多汗症という人に声をかけたら
「夏は素肌以上は脱げないですからね、冬は着込めばいいんだし」
と至極まっとうなことを言われた。理屈で言えばその通りだが寒がりはそうはいかないのである。


そのくせ何故か私は猫舌で、熱いお茶を勢いよく飲むと口の内側がでろんとなってしまう。


今年はユーチューブで雪山での遭難の動画ばかり見ている。もっと寒いことをイメージすれば気も紛れるだろうという作戦である。昨日見たやつでは寒さのあまり川に飛び込むというのがあったが確かに凍っていない分川の水の方が温かいというのは一見理屈が通っている。さっきから私は理屈、理屈と行っているがこれも寒さのせいかもしれない。常夏や熱帯雨林の人が理屈がどうこう言うのを聞いたことがない。それはやはりヨーロッパの緯度で言えば盛岡や札幌と同じところに住む人が眉間にしわを寄せながらこねるものなのである。