意味をあたえる

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セオリー好きの上司

私の上司というわけではないが上司の上司であり前に裸の王様と揶揄した上司がやってきた。端で聞いていたら今日は「セオリー」という言葉を連発していた。確かに経験という武器が使えなければ知識である。この人は現場を知らないからセオリーで太刀打ちしなければならない。それに対して私の上司は「沈黙」で対抗する。私はこれは良手だと思う。セオリーマン上司はロジックにはかなりの自信を持っているから同じ土俵に上がってはいけない。ましてや上司対部下の場合、部下が立場というハンデを背負っているのである。ちなみに私もロジック系なのでセオリーマンとはガチンコになって確実に負ける。


沈黙とは消極的かワガママである。「うーん」と唸りながら、「でもなあ」とつぶやけばロジックの付け入る隙はない。ロジックには沈黙である、と考えたのでついでに沈黙に強くてロジックに弱い物を考えてジャンケンみたいにしたいなあと思った。行動だろうか。消極的な沈黙には積極的な意見をぶつけるのがいいのかもしれない。あるいは先に動いてしまうとか。無計画な行動タイプにはそれを淡々とあげつらうロジックタイプが相性がいいだろう。あまりしっくりこないが暫定的にロジック・沈黙・行動の三すくみにする。


三すくみでまず思いついたのはファイヤーエムブレムの剣・斧・槍の三すくみである。槍が剣に強くて斧>槍で剣>斧である。次に思いついたのがSDガンダムナイトガンダムシリーズで確か力には技、技には魔法、魔法には力という文句があった気がする。