自分のゴミも捨てない夫のようにならぬよう息子に家事を教えてきたのに、結婚後の息子は家事をしない夫になってしまっていた話「子育て難しい」 - Togetter
何度も書いたけれど昔見たテレビ番組である母親と娘が出ていてこの母親がいわゆる過保護というやつで娘の趣味の集まりにも一緒についていくというかんじで何でもかんでもお世話してあげてスタッフも呆れて「なんでそんなに過保護なんですか?」て訊いたら「私もそうやって育てられたから」と答えていてそれが私の教育観にもなった。私の家はとにかく妻が理不尽だと私は思っていたから自然と私が過保護君になってしまう。私までガミガミ言ったら気の毒だと思ってしまう。さすがにこれくらい自分でやってくれよと思うときもあるが私の機嫌が良ければやるし良くなければ放っておくようにしている。
もちろんそれが正解だとは思わない。しっかりしつけてできるだけ将来への選択肢が多い状態で社会に送り出すのが理想だと思う。私はしかしそんな風にはできなかった。私は子供の頃にもっと親に勉強しろと言われたり塾にやってもらえれば良かったと思うときがあるが私の親は好きにやらせるという教育方針だから仕方がなかった。私はどういうわけか何に対しても熱中できない性格になってしまった。当然子育ても同様なので結局は「まあ何でもいいんじゃない?」というスタンスになって私の親と同じになってしまった。
世の中には寝ているとき以外は常に活動しているというエネルギッシュな人がいるが私はその逆でじっとしていることを好む。虫とか動物も余計なエネルギー消費を抑えるためにじっとしていることが多いと言うので、そういう意味では私は野性味があふれている。仕事のときはもちろん怒られない程度には活動するがそれも食料を求めて動物が動き回るのと同じである。一時期ミニマリストというのが流行ったがそれは所有のことであり本人は余計なムーブが多い。しかも流行って廃れたのだから多くの人は周りの人がやってるからみたいなかんじだったのだろう。しかしそれも鰯の群が乱れずに泳いでいくのと似ていて野性味がある。私はしかし何も考えずに無為に生きるのが野生だと思う。子供のことも特に大人になったら思索の外に置くのがよろしい。