意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

電子か紙かの良し悪しはわからないけれど

電子書籍よりも紙の本のほうが良いという意見があるが個人的にはあまり大差はない。確かにぺらぺらめくれないのは不便だしスマホだと画面が小さくて目が疲れる。電車とかで「忘れた!」とならないのは便利だ。紙は重くて疲れるというのもあるし折れ曲がってしまうリスクもある。一方で音楽は買ったCDのほうが音がいい。近頃はサブスクなのでつまらない。家にはプレイヤーもない。買ってもいいがたぶん私は使わないだろう。ブルートゥースのスピーカーを持っているがそれにつなぐのも面倒くさがるくらいだから。


買った方がいいというのは主観だがやはり手触りがあるのはありがたい。もちろんスマホの画面にジャケットの写真を写せば同じことだが何かだまされているかんじがする。最近なぜかチェットベイカーのアルバムが全部ライブラリーに追加されてしまい仕方なしに聞いているがその中にチェットベイカーが船のマストに手をかけながらマストにかけていないほうの手でトランペットを吹いていてそれがとても爽やかなのでこんなジャケットが家にあったら素敵だろうなと思いながら聞いている。ジャケットが気に入れば音楽も気に入るのだ。チェットベイカーなんて若い頃はちょっと聞いてらんなかったが今はちょうどいい。今は小刻みなリズムの音楽の方がしんどくなってしまった。そこに人生を問われるような歌詞が入ってくるといよいよ落ち着きがなくなってしまう。