意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

坂口

坂口という苗字の著名人が多くて取り違える。今朝ネットで見たのは「生き残るための事務」の坂口だった。自分の行った電話相談の相手とトラブルになったので電話相談コーナーをやめますという内容だったが誠実な態度のようにも当てこすっているようにも見える内容だった。私は「生き残るための事務」を読んだときにとても感動して漫画を書き始めたが少ししてやめた。「生き残るための事務」に出てくる生き方は私が理想とする生き方でそれを近い形で実践していたのは私のドラムの師匠だった。私もそういう生き方がしたいなあと思ったが結局できなかった。それは私の努力不足とか意志の弱さもあるけれど、大きな流れに押し流されてしまったかんじが強い。小さな判断がどこかで取り返しのつかないラインを超えてしまうのだ。

 

しかし改めて考えると生き残るための事務の生き方はかなりのタフさが要求される気もする。生き残るための事務の中に死んでしまった友達のエピソードがあって妙に心に残る。例えば筋金入りの自己啓発の本であれば有り得ない内容なのだがそれでも書かれ、現に私の中でも引っかかっているということは書かれなければならないことだったのだろう。しかし死というものを目の見える位置に置き続ける生き方はやはり誠実だけどしんどいとは思う。私の人生はつまらないけれど死のことはあまり考えなくて済む。

 

ところで生き残るための事務はとてもフィジカルな本なので私自身ももっと若いときに読みたかったなーと思うし自分の子供にも読んでもらいたかったので勧めたが興味を示さなかった。同じカテゴリの本だとスラムダンクとかイレブンがある。この二つの本が好きな人にはぜひおすすめしたい。