意味をあたえる

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ゴーストバスターズ 感想

先週金曜ロードショーで放送された「コクリコ坂から」の感想について記事を書いたら、ブロガーのポンコツっこさんから「来週は「ゴーストバスターズ」の感想をお願いしたい」という旨の感想をいただいたのだが、ポンコツっこさんは大のゴーストバスターズ好きなのかもしれないと思い、見ようと思ったが途中で寝てしまった。それは映画が退屈すぎてというわけではなく、昼間暑い中急勾配の坂を登ったり降りたりしたせいだ。夕食にパスタを食べたら、女性アルバイト店員がいちいち
「よろしかったでしょうか?」
「ボロネーゼになります」
とか言うから引っかかった。愛想はあるが、どこかテンポが悪い。だんだんと細かいぶぶんに目がいくようになってしまい、お皿を置くときにお冷やを押しのけたりとか、そういう粗が気になるようになってしまい、あと席も確かに四人席なのだが四人で座ると手狭で、私たちはたくさんの汗をかいてやってきたから、お互いの臭いが気になった。私たち、とは私と家族である。翌日になって子供に
ゴーストバスターズどうだった?」
と訊いたら、
「よくわからない」
と言うのでまったく参考にならなかった。私の子供たちは「世界の果てまで行ってキュー」とかが大好きでその流れで女芸人が好きで、だから新しい「ゴーストバスターズ」にも興味津々だったが、ゴーストとか映画には興味はなかった。私はそういえば、見ながらバック・トゥ・ザ・フューチャーと似ているな、と思った。捕らえたゴーストの体を電流がジジジ、となるところがタイムトラベルしたてのデロリアンに流れるそれと似ていると思う。デロリアンは1.2ジゴワットの電流でタイムスリップするが、最後雷の電流を利用するときに、雷の電流がびっくりするくらいノロいスピードで時計台から流れてきた。私は小学一年の頃、学校帰りに自分に向かってきた雷をすんででよけたことがあったが、大人になっていくらなんでもそんな馬鹿なことがあるわけないと思い直したが、80年代の雷は遅かったのだ。