意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

2024-01-01から1年間の記事一覧

私の戦後教育

アマテラスの暗号という小説を読んでいたがどうにも登場人物がびっくりしてばかりなのでついていけなくなった。何に限らず「じつは日本人はすごい」みたいなのが苦手なのもある。日本人は実はユダヤ人? みたいな内容でそれを裏付ける証拠がでる度にみんなが…

カズオ・イシグロ「日の名残り」

結構以前に「私を離さないで」を読んでそのあとどこかで「カズオ・イシグロの小説は作品ごとにかなりスタイルが異なる」というのを読んで興味を持ったままずっとそのままだった。もはやどんな感想を持ったのかも定かではない。終盤で臓器もとられて「この人…

高級な文章

少し前からQuoraというサイトをよく閲覧している。そうするとある周期ごとに読みづらい文章にあたる。読みづらいを通り越して意味がちんぷんかんぷんなものもある。どうやら英語の記事を自動翻訳したものをそのまま載せているケースもあるようで著者の項を見…

コミュニケーションはもっといい加減に

わたしが30年間、コミュニケーションだと思ってたものが、インタビューだったらしい「そなた腰が低いがゆえに自己開示出来ない民と見た」 - Togetter [トゥギャッター]読んでいてそう難しい話にしなさんなと思った。私はと言えば数年前まではいかに面白いこ…

ラブマシーンは私の世代の歌

少し前に「モーニング娘のloveマシーンはとても暗い歌だ」という書き込みを読んでその通りだと思った。その前後に私があるラーメン屋で味噌ラーメンをすすっていたときに店内BGMでかかっていたのがこの曲でそのときは知らない男の人がカバーをしているバージ…

魂の午前3時

夏なので暑いので夜中に目を覚ますことが増えた。冷房をかけて寝ると寒くて起きるし消すと暑くて起きた。暑くて目が覚めて枕元のエアコンのスイッチを入れると冷たい空気がすわ~っと降りてきてこれは至福だった。しかし設定温度や風量を誤るとすぐに寒くな…

ブランキージェットシティのライブを見た

一夜限りのプレミアムライブというのがYouTubeでやるというから見た。新しいのではなく20年以上の解散ライブの映像をフルハイビジョンにしただけだ。私も同じ映像をビデオで持っていた。だから新鮮味はなかったがわかっている物を見るのは気が楽だった。しか…

心のぜい肉

インスタグラムがはやりだした頃にある芸能人の投稿を目にし、それは男の芸能人だったが撮影された写真から自意識があふれ出ていて辟易した。同時にプロのカメラマンはすごいと思った。同じ芸能人の写真でもテレビや雑誌で紹介されるその人はまるで容姿につ…

男女差

クジラは魚類か哺乳類かというテーマの本を読んで男女の役割も時代とかで変わるからあまり考えなくてもいい気がしてきた。子どものための哲学対話 (講談社文庫)作者:永井 均,内田 かずひろ講談社Amazon上記の本だとクジラは肺呼吸だから哺乳類と分類されてい…

そういえばお金がない

お金がない人はどういう趣味をもったらいいですかという質問を目にし自分にそういう発想がないことに気づいた。私はそもそも趣味がなないことが多いが、それはあまり人生で多くのお金を持ってこなかったからかもしれない。子供の頃は妹と弟がいてそれほど裕…

哲学者(文学者)はみんなに嫌われる

本屋をぶらぶらしていたら高橋源一郎の「飛ぶ教室」というラジオ番組のコメントをまとめた本が売っていて立ち読みしたら楽しかった。楽しかったというか高橋源一郎を読んだときのほんわかしたかんじが懐かしかった。本は買わなかったが家に帰ってからラジオ…

芸能人が夢に出なくなった

ここのところどういうわけか古い記事にも星がつけられるようになってなんとなくそれを読んだ。当然私が書いているので楽しく読むことができた。8年とか前の文章である。その頃はもっと意欲的でひょうきんだったようにかんじた。当時は夢に高橋みなみが出てく…

桑田佳祐の孤独の太陽

桑田佳祐の孤独の太陽というアルバムがあって中学のときからしばしば聞く。もともと中学のときに友人にすすめられて買ったのだがその人はバスケ部で当時はスラムダンクがめちゃ流行っていたからバスケ部所属は花形だった。高校でもバスケを続けたが途中でや…

前世の記憶

小学2年のとき好きな人がいてその人のパンツを体育館の何かの集会のときに見てしまったことがある。男子の列と女子の列がありその人は私の斜め後ろに体育座りをしていて私が後ろを振り向くとちょうどスカートの奥の白い下着が見えた。ジーンズ生地のような硬…

残りの人生

一年ぶりか半年ぶりくらいに友達と会った。私は気が乗らなかったが今私に声をかけてくれるのはその人くらいなので乗らなくても会うことにした。私は今はもう仕事人間なので早く退社することに抵抗をおぼえた。それでも6時50分くらいまでねばった。そこから自…