意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

村上春樹

海辺のカフカ

「海辺のカフカ」感想・書評 - Letter from Kyoto川添さんが村上春樹「海辺のカフカ」について書いているから私もおぼえていることなどをだーっと書きたい気になった。私は川添と同様「海辺のカフカ」以降に発売された小説は読んでいない。「海辺のカフカ」…

村上春樹日和

読んでいるブログで立て続けに村上春樹がふれられていて、何かあるのかしら、と思う。そういえば新しい小説が出るというニュースを見た。読んでもいいと思った。読んでいるブログでは「村上春樹の新しいやつがどうこう」という話でもなかったが。私自身は小…

過去ファンタジー

朝というか9時頃に起きて下におり、そのとき私の携帯は充電が切れていたから私は最初は本を読んでいたが、それは仕事にかんする本で「休みなんだから休みモードになろう」と思ってテレビをつけたら「とと姉ちゃん」の総集編がやっていて、私としてはこれくら…

がんばれと言われてがんばるなんてバカみたいだ

ラジオを聞きながら仕事をしていたらラジオから歌が流れてきた。その歌詞が子供の親権者をひたすら励ますという内容で、聞いていて恥ずかしいというか仕事も何もぜんぶ放棄したくなる気持ちになった。がんばれ、がんばれ、を連呼して私は子を持つ親であるが…

いぬやしき7巻

レンタル屋でいぬやしき7巻とゴールデンカムイ2、3巻を借りて読んだ。私は最初7巻をすでに読んだかどうかおぼえていないから6巻を少し手にとって読んでみると主人公の高校生の娘が「漫画家になりたい」というカミングアウトをし、お母さんは反対するものの主…

やさしさについて_まとめ

定期的にやさしさとは何かについて考えていたが、ここ数年は考えなくなっていた、しかし先日ひさしぶりに「優しいね」みたいなことを言われ、しかもそれは否定的な文脈だったのでゆるやかにスイッチが入った。しかし流れる思考は同じで代わり映えがしない。…

Ω

Ωって、髪型に似てますネ。と思ったが私の端末では比較的ほっかむりのようである。あるいは風船その他のようである。一時期線について考えていた。あるいは誰かが考えたことだが、線というのは内側にあるのか外側にあるのか。太い線をイメージして、中側を切…

光る人骨

昨日のえこさんの記事で光る骨について触れられている箇所があり、それは人骨ではなく、恐竜の骨だった。私も同じように光る骨のTシャツを持っていたからその旨をコメントし、最後に 「人骨です」 と付け加えた。それはややもすれば体全体でひとつの人骨を現…

背表紙

昨日の記事を書いたらズイショさんに、 「背表紙ではなく、裏表紙ではないか」 と、指摘をされ、調べてみると裏表紙だった。そもそも私が「背表紙、裏表紙」という言葉をきちんと理解していたのか不明で、調べてわかってしまうと以前はどうだったのか、もう…

芸能人

何日か前の記事で芸能人について書いたが、そのとき五反田くんのことを思い出した。五反田くんというのは、村上春樹の「ダンスダンスダンス」という小説に出てくる芸能人だ。あれを読んで私は芸能人とはこういうものなのかー、と思ったわけでもなかったが、…

文章の型について、逆再生バージョン

最近他のブログで「毎日ブログを更新するには、文章の型を決めるのが良い」という主張を見かけ、ほとんど脊髄反射のように「型なんか決めたら、すぐに飽きてしまってとても毎日書くなんて無理だ」と思考した。私は型、と聞いてクッキーの型のようなものを想…

小説だ

「ふくらんでいる」というブログのほうでズイショさんが、「村上春樹「アンダーグラウンド」読んでます」という旨のことを書いていて、私もかつて読んだことがあったから、「俺も俺も!」と反応したかったが手段がなかった。私とズイショさんは友達というわ…

幸か不幸かを問われれば「どちらでもいい」

朝起きて幸不幸について書かれた記事を読んで、そのタイトルが疑問形だったので、別に私に投げられた問いではないのはわかっているが、つい 「どっちでもいいやー」 と、心の声で答えてしまった。本当は読んだ人全員に対する問いかけなのは間違いなさそうだ…

あと解説もアレだわな

前回の記事では、私は「まとめ」について考えを書いた。あと、「解説」も基本的にいらねーんじゃねーの? と思っていて、要するに私は「屋上に屋を重ねる」に結構神経質なのである。そう思ったきっかけが、10代の頃に読んだ「るろうに剣心」という漫画で、こ…

君は暗さに憧れてはいるが君自身は暗い人間ではない

数日前に私が書いた馴れ合いどうこうについての記事で、ブックマークにつくコメントについても書こうと思ったが書きそびれた。ブックマークにつくコメント、というのは私が今利用しているブログサービスの機能のひとつで、特定のサイトをお気に入りに登録す…

自分がブログに書く内容を「ネタ」と呼ぶことに抵抗がある

少し前から表題のようなことを考えていて、それはなぜ故か、と根拠を求めようとしたが、特に出てこないので、出てこないまま書き進める。「ネタ」と自己検索したときに一番にでるのは、「お笑いネタ」というもので、これは芸人の出し物である。ブログに書く…

半袖で寝て夜中に目を覚ます

おそらく11時とかそれくらいに寝て、眠かったので、トレーナーを着ないで寝た。毛布を上半身に巻きつければ寒くないと無邪気に思ったが、寒くて目が覚めた。喉が痛い。二の腕の布がはがれていた。隣で妻とシキミが話をしていた。つまり、私は寒くて目を覚ま…

お金

昨日は母の日でしたね。シキミは自分の母親に何かプレゼントをしようと思い、 4月くらいに母親に何が欲しいか尋ねると、 「お金」 と言われたので、お金をプレゼントすることにしました。現ナマです。封筒は自作しました。お札を折らずに入れられるくらいの…

最近よくする話

昨夜は大学時代の友人と飲みに行った。早い時間だったので私たちはカウンターに座り、まだ私たち以外に客はなく、はす向かいの男は最初客かなーと思ったら、やはり店の主人だった。彼はさやえんどうのさやを取っていたのだが、私の席からは手元が見えなかっ…

20代のころに見過ごしていたこと

今日は特にすることがなかったので、 「村上ポンタ秀一の動画でも見ようっと」 と思い見たら、とても面白かった。面白かったのは、1993年にポンタが「笑っていいとも」に出ている模様をうつした動画で、タモリがとても若かったです。その中でタモリが一通り…

うまい文章

最近村上春樹がメールでの読者の質問に答えていく、というのが始まっていて、それは以前もあった。一番古いのは18年前とかではないだろうか。私は当時はパソコンを持っていなかったから、書籍にまとめられたものを読んだ。今回もそうしようと思う。ところが…

結婚は人生の地獄

昔村上春樹の本を読んでいたら、それは読者の質問に村上春樹がメールで答えるという趣旨で、質問する人ももちろんメールだ。 「結婚している知人が「結婚は人生の地獄だ」と言ってますが、そうなのですか?」 という質問があり、「地獄」ではなく「墓場」な…

ずっと卵でいつづけるために

村上春樹の昔のイスラエルでの講演「卵と壁」を随分前に読んだが、ここ数日そのことを考えている。読んだ、と言っても村上春樹は講演は英語で行ったのだろうから、私が読んだのは誰かの翻訳なのかもしれない。しかし、日本語の原稿というのが存在していて、…

思い出そうとすると忘れる

芸人は宵越しの金を持たないという言い回しがあるが、私は宵越しでここで書くネタを持ちたくないので、思いついたことはすぐに書いてしまいたいので書く。しかしいざ書こうとすると忘れてしまうことがよくあります。今などはそうだ。いや、実は書こうと思っ…

虫ゴム

私がジーザスクライストスーパースターを聞きながら仕事をしていると、事務の女性がやってきて、「すみませーん、虫ゴム2つください」と言ってきた。小走りで。私は、大抵事務の女性は私の上司に用があってくるので、私は今回もそうだろうと思っていたら、よ…