意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人が苦手

私は自分では人と話すのが苦手と思っているが周囲の人でそう思う人はおそらくひとりもおらずだから私も強硬に主張するつもりはないがやはりそうだと思っている 周りを見ると他人の一頃にすっと入れる人はすごいと思う すごいなあと思いつつしかしそうなろう…

女同士

女子2人組がイヤホンをシェアしている 私が女だったら心がくすぐったいような、春先に心に毛布をかけられたような心持ちがしてしまうだろう 私は電車に乗っている 女同士は正面に座っている ひとりは白いタイツでもうひとりは長ズボンだ ふたりとも同じ靴を…

謎のサイレン

帰り道で工業団地の中を通るとあるところでサイレンが耳に入る ここ3日間くらいおなじことが起きている 一日目と二日目は耳にするとパトカーのサイレンかと思ってドギマギしたが違った 空耳かもしれないと思いながら通り過ぎてそのまま忘れた タイヤの音と音…

待ち受けで鳥が飛ぶ

今の携帯は待ち受け画面で鳥が飛ぶ機種にした 正直鳥などいらんし電池の減りが早そうなので違うのにしたい が、待ち受け画面を探すとか自分でそれように撮影しようとか思えない 私なんかのセンスよりデフォルトのほうが余程良いと思うようになったからだ と…

唐辛子

牛丼屋で夕食を食べたら小さなケースがあってその中に小袋の唐辛子がぎっしり入ってて驚いた 余程辛い物好きに見えたのだろうか 小さなケースは私に配膳されたお盆の上にあったからその唐辛子はまぎれもなく私のために用意されたものであった 牛丼屋は最初入…

耳にかさぶた

ふとさわった耳の上側にかさぶたがついていた 電話をしすぎたのだろうか よく電話をした一日であった 久しぶりに話した人もいた 「冗談が言えるなら大丈夫だね」と言われたが私は大丈夫でなくても冗談が言えるのである 仕事を真面目にやるのは考え物だと思っ…

ノルウェイの森を読んでいる

前にも書いたが「ノルウェイの森」を読んでいる 最後に読んだのはいつか忘れたがページの端は黄ばんでしまっている 20歳くらいのときに買った 大学生で履修ので並んでいるときに読んだ記憶がある 今は小林緑が出てきた場面を読んでいる ワタナベは気障だが誠…

私の過去

車谷長吉の人生相談を読んだ 二回目である 前にも書いたかもしれないが前半は割と人生には救いがない・人間として生まれた時点で終わりみたいなことが頻繁に書かれていて素敵だと思うのだが後半に行くにつれその態度が緩和する 何故かと思ったら段々と相談者…

無関心・無頓着が世界平和をもたらす

https://anond.hatelabo.jp/20181013021617私はこの記事を読んで悲しくなった いろいろな考えがある 因果応報ととらえる向きもある 母親の書を破り捨ててすっとしたというのは本当だろう しかしそれでも母親の心境について寄り添ってしまう 日本の教育のせい…

なにこの寒さ

半袖でも暑いと言う人がいてまた行きに通った土手には菜の花が咲き始めていて春をかんじた 多少風が強くても嬉しい気持ちになった それが夜になって一気に気温が下がって寒い 歩道橋の上で心臓が止まりそうになった さらに駐車場まで歩かなければならぬ 誰か…

私がオーバーフロー

ここ2、3日よりも半年前のことをよくおぼえている現状である 2、3分前はもっとあやしい なんせ今の職場は情報量が多過ぎでとてもさばききれないのである そんなときは片っ端から無視してしまうのである いくつかの関係はぎくしゃくしてしまったがしかたがな…

汗ばむ

もうすぐ桜が開くと聞いた 扉のような言いぐさである 確かに春への扉かもなとかんしんした そんなに早いんじゃ散るのも早いんじゃと心配したら桜は散ってもきれいだからいいと言う 散った桜には寂しさしか感じなないから新鮮な発想だった 昼間は汗ばんだ 半…

高速道路に出るおばけ

高速道路をつかって通勤をした 小学生の頃「高速道路に出るおばけ」という本を図書館で借りて読んだ 怖い話の本というのはやたらと恐怖心をあおるだけで○○心をあおるというのはテレビと一緒でどうしても薄っぺらくなってしまう あるいは「君の身にも起きるか…

ワタナベは誠実なヤツ

ノルウェイの森を読んでいる 最初に読んだのは20歳ころでまあ、ワタナベの年に近い 今はもうすぐ40で最初のドイツの空港のシーンで37とが言っていたからそれは当時の村上春樹の年齢と思われ私はそれに近い その歳になって読み返すとワタナベは誠実だと思った…

愛しているから忘れてほしい

なんとなくノルウェイの森を読み始めた 恋をしているからである しかし恋とはもっと切実なものだった気がする ノルウェイの森は昔好きな人に貸した 「ノルウェイの話なのかと思ったらちがった」と言われた ビートルズなんて知らないのである 好きな人に貸し…

ブログは出家のようなもの

すっかり書くことに興味を失ってしまった今日この頃だがそうなると書いていた頃は極めて禁欲的だったなと思う あるいは禁欲を目指していたのかもしれない 私の文章はお経のようなものだったのかもしれない 天国へ行くために必死だったのである よく地獄でも…

ジャンバー

道端でジャンバーを着た後ろ姿を見かけ無性にイエモンの「So Young」がききたくなった 春なのである 発売当時深夜の音楽評論家が「春はなんかやさしくて残酷」という歌詞をほめていたのを思い出す 私はこのぶぶんも歌全体も好きでも嫌いでもないが春の居心地…

油断はできない

ぽかぽか陽気だと思っていたら夜になってこの寒さである 震えてしまうのである 口のきわに口内炎ができてしまいこれは本物の口内炎ではないかと思う というのが私は糸切り歯がとがっていてよく口腔内を傷つけてしまう それが化膿して痛くなってしまう 生活に…

菓子パン好きなのは自分だけだと思っていた

事務所で「疲れた」というと事務の人に「早く帰っておいしいものを食べて寝るといい」とアドバイスされたので「早く帰るのは難しいかもしれない」と答えた すると「じゃあ帰りに菓子パンを食べるといい」と言われ「菓子パン好きでしょ?」と言うので私は確か…

ドーナツを食べるときに考えること

家に帰るとおからドーナツがあったので食べた 私はドーナツではオールドファッションが好きなのです たまにチョコのかかったタイプもあるがチョコはいらない したがっておからドーナツもなんのひねりもない茶色いやつが好きなのである ドーナツを食べるとき…

お昼を邪魔されて

お昼にペヤングを食べて眠くなったから突っ伏したら人が来て突っ伏せなくなった 私の客ではなかったが客であった人の仕事を引き継がねばならずおかげで私のお昼は消えてしまった 歯についた青ノリを見られないよう手で口をおさえる姿は悪阻に苦しむ妊婦のよ…

スポーツ

朝車を走らせていたら歩道を親子が走っていて父親のほうは自転車で娘のほうは徒歩だった 小学生くらいである 私は虐待ではないかと思った しかし娘は体育着だから体を鍛えているんだろうと思った 春になって外に出る人が増えた 運動公園のトラックでは複数の…

元気なあいさつ

元気にあいさつするほうである あいさつが特別好きなわけではない あいさつができないと怒られるときがあるからだ 20代のころはそんなふうににあいさつさえ気をつければそれだけでほめられたりした 時が経ってそういうのは過去になった 過去になって私は悪い…

今日の寒さ

今日は寒かった気がする 寝坊をして鼻毛を切り忘れた 車のミラーで見たらちょっと飛び出ていてアレだった 家を出るのが遅かったから着くのはギリギリになるだろうと私は予想したが何故か道が空いていた いつもバイクのレッドバロンのところの交差点で止まる…

脳にやさしく

ブルーハーツで「ひとにやさしく」という曲と「NoNoNo」という曲があってそれらを合わせて「脳にやさしく」という歌をつくったことを思い出した まだ駅前にモスバーガーがあったころの話である 田舎の駅なのにめずらしいことであった そういえばケンタッキー…

お経のような

ひさしぶりに電車に乗ったら早い時間にもかかわらず老夫婦が乗っていて独特の周波数の会話によって私の眠りが妨げられた 私は今日は5時過ぎに起きていたから電車内で寝ようと決心していたのである 老夫婦は老夫婦にありがちな「自分たちが乗っているのは準急…

フーイズユアヒーロー

子供に「フーイズユアヒーロー?」と訊かれた あなたのヒーローは誰ですかと答えたらそうじゃないと言われた 突然ヒーローと言われると困惑するが「あなたの尊敬する人は誰ですか?」と訊かれるよりかはマシな気がした 昔の会社の人に「尊敬する人は?」と訊…

現実離れ、肉離れ

比較的穏やかな一日であった 雨が降りこの前歩道橋ですれ違った人は前向きにリュックを背負っていて合理的だと思った その日も雨で傘をさしていたが広げた傘の中心は体よりも前にあってリュックを後ろに背負うとずぶ濡れになってしまうのである 肘関節がある…

画面は広く

携帯を機種変して前と同じサイズだがノッチがあるから広い あんなに手になじんでいた旧機種も新しいものを手に入れると途端にみすぼらしくなる 側面の金属ぶぶんがつめたい データのコピーも驚くほどあっさり済んだ 今回はインターネットで誰とも話をせずに…

肩を撃ち抜かれたような

車の中でストレッチをすると筋を痛めるというのはよくある話だが痛めた 国道17号線上の出来事であった それから夕方くらいまでぐんぐん体調が悪くなった 15時に帰りたいと周囲に漏らした 帰れるわけがなかった 機械だとボルトが一本外れたぐらいのことでも人…